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 9月10日の夕方。人通りの多い原宿に武井咲が現れた。

「武井さんは女の子の顔柄がプリントされた、ちょっと変わったワンピースを着ていました。若い女の子たちに人気の日本のブランドをちょっと大人っぽく着こなしていて、みんなから“さすが咲ちゃん!”と称賛されていましたね」(ドラマ制作スタッフ)

 全身黒で妖艶な格好の稲森いずみや、カジュアルなスーツ姿の小泉孝太郎、要潤らが続く。

「『エイジハラスメント』(テレビ朝日系)の打ち上げパーティーがあったんです。この日はドラマの最終回の放送日でもあったので1次会は“みんなで一緒に最終話を見よう”というコンセプトでした」(前出のスタッフ)

 ドラマの舞台は一流商社。主演の武井は新入社員のOL役で、社内で繰り広げられるハラスメント(嫌がらせ)に、果敢に立ち向かっていく。

「原作を書いた内館牧子さんが10年ぶりに連続ドラマの脚本を執筆するということで注目を集めました。内館ドラマらしく、女のドロドロとした感情や三角関係を描き、さらに主人公の怒りがピークになったときに言う“テメェ、五寸釘ぶち込むぞ!”という決めゼリフも話題になりました」(スポーツ紙記者)

 とはいえ、視聴率はふるわず最終回も初回の9.7%を超えられなかった。しかし暗いムードはなかったそうだ。

「出演者のテーブルのいちばん奥に武井さんが座り、その隣に小泉さん、その向かいに稲森さんと竹中直人さんがいました。最終回の放送前にはNG集の映像が流れて、みんな楽しんで見ていましたよ」(前出のスタッフ)

 出演者から提供された景品が当たるビンゴ大会も開催。ほとんどの出演者が商品券や旅行券を用意するも、竹中だけが自分の頭にかけてか、高級スピーカーとして知られる『BOSE』を持参。

「最後の挨拶で武井さんは、決めゼリフを言うシーンが毎回楽しかったと話していました。また機会があったら、言ってみたいという感じでしたね」(前出のスタッフ)

 座をドッと沸かした挨拶をしたのは孝太郎だった。

「ドラマの中でプレーボーイ役を演じた孝太郎さんは、路上でキスしているところを見られたことにより、女同士のバトルを呼ぶんですね。それだけに“今後『路チュー』には気をつけます”と話すと、笑いが起きていました」(前出のスタッフ)

 10時半に1次会を終えると、一行は六本木のカラオケつきのダイニングバーへ移動。武井は3時間ほど宴を楽しむと、午前2時過ぎに笑顔で会場をあとにした。