"幕末男子の育て方"というキャッチコピーの下、イケメンを大量投下し放送前から話題を集めていたイケメン大河『花燃ゆ』。ところがフタを開けると、視聴率は……。そんななか、本誌編集部に寄せられた今回の作品に対する意見は実にさまざま。
「『JIN』をやっているのかと思った。いつペニシリンは出てくるのかしら?」(50代・女性)
たしかに、小田村伊之助を演じている大沢たかおかからは、あのドラマの主人公のイメージが抜けきらない。
「井上真央を囲むように4人のイケメンが集まったポスターが、彼女の出世作『花より男子』とソックリで驚いた! 要するにそういうことがやりたい大河なんだろうなって、底が知れた感じ」(40代・女性)
ザ・既視感! とにかく、「なんか見たことがある」って意見が多い『花燃ゆ』。いつの間にか、「花より幕末男子」にタイトルが変わっていても誰も驚かない。また、今後の展開を危惧する人もチラホラ。
「長州藩を描くということは、幕末の血なまぐさい動乱を描かなければいけないはず。でも主人公・文は長州から外に出ないし、一体どうやって彼女を中心に物語をすすめるのだろうか。松陰を寅さんみたいに描いているし、まさか文を"家で杞憂し続ける倍賞千恵子"のポジションにするつもりか!?」(50代・男性)
「毎回毎回、文が遠くにいながら脈絡もなくいきなり胸騒ぎを起こして、何かが起こる展開にすでに飽きあきしています……。彼女はスピリチュアルパワーでも持っているのでしょうか?」(40代・女性)
とはいえ、初回視聴率がワースト1の『春日局』は、平均視聴率歴代ベスト3となる32・4%まで大飛躍。『花燃ゆ』も特大の逆転ホームランを放つかもしれないんです!