歌の力で廃部寸前の高校の合唱部の復活を目指す、女子高生の姿を描いたドラマ『表参道高校合唱部!』(TBS系・7月17日、夜10時スタート)。
今回、1000人のオーディションからヒロイン・香川真琴役に選ばれたのが芳根京子。大抜擢について、高成麻畝子プロデューサーはこう語る。
「一見、普通の女の子。でも、お芝居を始めると、輝き、魅力が倍増して、人を惹きつける力を持っているんです。人気漫画『ガラスの仮面』の主人公・北島マヤのイメージですね (笑い)。表情がくるくる変わって見ていて飽きないし、思わず感情を揺さぶられます」
キャスト同士の関係は良好だが、劇中の合唱部では1軍、2軍、そして圏外のヒエラルキーがある。そして撮影は、決して楽しいだけではない。
「1話で、真琴は何者かに泥を浴びせかけられます。驚いた真琴が部室に逃げ帰るという重要なシーンを撮影したのですが、テイク6でようやくOKが出ました。苦労しただけに、私が見ても涙が出るほどいい仕上がりです。ぜひご注目ください」(高成プロデューサー)
本作では『翼をください』といった有名な合唱曲や、JUDY AND MARY『Over Drive』などJポップをアレンジした合唱曲が毎回楽しめるのも魅力のひとつ。高成プロデューサーもテレビを見ながら、家族で一緒に歌ってもらえたら理想的という。
「本作でお伝えしたいのは、誰もが“輝ける場所”があるということ。真琴の行動力で痛快な気分になり、元気の源にしていただけたら、うれしいです」