中学2年生のひろしとTシャツに張りついて平面ガエルになったピョン吉の16年後の姿を描いたドラマ『ど根性ガエル』(日本テレビ系・土曜夜9時～)。
屋外ロケが多いのは、ピョン吉の躍動感を出すのに加え、“ちょっと時代に取り残された下町の面々”の雰囲気を出すためという。
「見学の子どもたちに、意外にもゴリライモの人気が高いのに驚いています。五郎には口癖の“やんす～”の声がかかります。ひろしが子どもたちのかけ声に応えることもあります」（河野プロデューサー）
アニメのガキ大将の雰囲気と違い、パン工場の若き経営者の風格が備わり、女子にも人気のゴリライモ役・新井浩文のキャスティングについてはこう語る。
「ひろしの対極にあるライバル的な存在なので、松山君と対峙できるスケール感のある役者さんをと考えて、新井さんにしました」（河野プロデューサー）
ちなみにゴリライモが経営するパン工場の「ゴリラパン」は“ゴ”の文字とゴリラの焼き印入りでインパクト大。撮影中のゴリラカーを見かけると、買い求めるお客さんが詰めかけるというエピソードも。
このゴリラパン、日テレ屋汐留店で買うことができる (土日のみ数量限定販売、１個350円・税込み)。
“生きてるだけで楽しいだろ!”というピョン吉のセリフは、このドラマの根底に流れているものという。
「1日生きていたら、それだけで十分、楽しい。当たり前ですが、そんなことが本作から伝わればいいと思っています」(河野プロデューサー)
