“ロケット編”が完結した第5話が平均視聴率20%を突破、“ガウディ計画編”も始まって、ますます絶好調の『下町ロケット』。
下町の中小企業が大企業に立ち向かう、というストーリーが多くの人の心をつかんでいる。そんな同作のウラ話について取材した。
そんな緊張感漂う現場にもリラックスできるひとときが。
「佃製作所のメンバーみんなで、卓球大会を開催したそうです。作中で経理担当のキングオブコメディ・今野浩喜さんは元卓球部、阿部さんも趣味が卓球ということで、かなり盛り上がったとか」(テレビ局関係者)
技術開発部長役の安田顕は、こんな特殊技術(?)を披露。
「撮影の合間に“ひとりオセロ”を楽しんでいました(笑い)。1度見たときは、完全に引き分けで周りの笑いを誘っていましたよ」(芸能プロ関係者)
また、合間の楽しみといえば、これも忘れちゃいけない。
「阿部さんは、シュークリームやチーズタルトなどのお菓子を差し入れてくれました」(前出・テレビ局関係者)
そういえばドラマでは『塩大福』をよく食べている阿部。実はあれ、ローソンとのコラボ企画で生まれた商品。その後、ロケットに似た『クリームコロネ』や佃にひっかけた『手巻寿司こんぶ佃煮』も登場。
「『塩大福』に関しては同カテゴリーの商品と比較しても動きがよいとのことです。店舗になくて買えないお客さまから“特注”が入るほど。11月7日までだった販売期間が大幅延長といううれしい話題もありました。『クリームコロネ』『手巻寿司こんぶ佃煮』もご好評をいただいています」(TBS宣伝部)
ドラマは第5話で『ロケット編』が完結し、第6話から『ガウディ計画編』に突入。宇宙ロケットの技術が心臓医療のバルブの技術に応用されるという新展開だ。伊與田氏も「命の大切さをひっくるめた人間の生きるための技術のあり方をしっかり描きたい」という。さらに、ここでもドラマオリジナルの工夫が。
「ガウディ計画編の原作では土屋太鳳さん演じる娘の利菜はまったく出てこないのですが、池井戸さんと相談して、登場させることになりました。就職活動をしている中で、親子のあり方とか親子愛みたいなところを。家族を支えるために会社があるし、またその逆もあるしで、ひとつの見どころになると思います」(伊與田英徳プロデューサー)