政治資金の公私混同問題で、6月21日付で東京都知事を辞職した舛添要一氏。そこで、美容整形のプロである高須クリニックの高須院長に、顔の印象など舛添氏に対してアドバイスしてもらった。
高須「プライベートで行ったホテルや飲食店の領収書も経費で落とすのは、中小企業の社長ならやっている人も珍しくないと思う。でも税金でやっちゃダメ。そりゃバッシングされても仕方がないよね」
――そうですね。
高須「あとここまでバッシングされたのは、舛添さんの顔もあると思う。ねずみ男風でいかにもセコいことをしていそうで、叩きやすいでしょ(笑)。巨悪って感じはなく、まさに“セコい”って言葉がピッタリ。都知事を辞める理由にしては、あまりにも小さすぎるよね。あのSEALDsでさえ、デモをしなかったぐらいだし……(苦笑)」
――なぜ、ここまでバッシングされたのでしょうか?
高須「小物感のある舛添さんのあの風貌が、マスコミ的に叩きやすかったんじゃない? 今後、政界に戻ってくるかはわからないけど、印象をよくしたいなら、肌の色を白くして頬を膨らませるといいと思う。あとは後頭部の毛を前のほうに半分持ってくると、さらによくなるね。あ、カツラは国民を欺いていることになるからダメだよ!(笑)」
――舛添さんが復活するには、どうしたらいいでしょう?
高須「う~ん、たけし軍団に入って“ホテル舛添”という芸名でイチから頑張れば、国民に愛されるかもしれないね。本当、ウルトラCの方法だけど(笑)」
――舛添さんのように政治家がバッシングされないには、どうしたらいいですか?
高須「あまり賢そうにしないことかな。そのほうが国民に愛される。政治家って国民に支持されてこそできる仕事だから、どんな職業よりも腰を低くすべき。だけど、地位を手に入れたら偉そうにする人が多いからダメになっちゃう」
――なるほど。
高須「田中角栄は高等小学校しか出てないけど、総理大臣にまで成り上がったし、人気が高かった。それは偉くない頃からの姿勢を崩さなかったから。“みかん箱より高いものには乗らない”と言って、みかん箱の上で演説していたぐらいだしね。だから、田中角栄のように庶民の気持ちがわかる、低姿勢な政治家が出てきたら絶対人気になると思うな」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外 科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。高須院長Twitterアカウント@yes_jinsei Yes! 動画コンテスト 第二回開催中。 https://www.smartcontest.jp/system/takasu/pc/?contest_pk=5