現地時間9月13日、カナダ・トロントで練習を公開した羽生結弦。昨シーズンまでの4回転サルコウと4回転トゥループに加え、今シーズンからは4回転ループを加えた新プログラムで戦うという。

 公開練習後に行われた記者会見で羽生は、ループに対する決意を「試合で跳べるジャンプを作っていかないといけない」と述べ、こう続けた。

「今まで難しいジャンプを組み込んだ1年目はどういう感覚になっていたか、踏まえて練習をしていきたい」

 そして、今季が'18年2月に開催される平昌オリンピックのプレシーズンであることに話が及ぶと、

「プレシーズンという感じはないです。ひとつひとつの試合に丁寧に向き合って、結果や内容を分析して課題を見つけて、練習を確立したい」

 と、意気込みを語った。