“母性本能”の目覚め!?
2週目で結婚・出産と、人生の大きな節目を迎えたすみれ。19歳の芳根には経験のないことだったけど……、
「リハーサルでは赤ちゃんの人形を隣に置いていたんですけど、その時点で号泣してしまって(笑)。スタッフさんたちが大笑いしながら“人形なんだから泣くな!”って。本番は本当の赤ちゃんで撮影だったんですけど、私が産んだわけでもないのにそこでも自然に涙が出てきて……。自分が子どもを産むとき、泣きすぎて脱水症状になっちゃうかもしれません(笑)」
感情移入にもほどがある!
芳根自身、涙もろいのはどうしようもないようで、監督からはこんな“お説教”が。
「1週目の最後に、子役の渡邉このみちゃんから私に代わってからのシーンで、お母様(菅野美穂)の写真に向かって“行ってきます”というだけで泣きそうになっちゃって。監督からは“あなたはこのシーンは初めてかもしれないけど、すみれ的には月日がだいぶたっているんだから泣くな”と。そりゃいちいち泣いているというのは違うな、とそこで思いまして(笑)。
でも、菅野さんの声が流れるシーンで実際に聞いてしまうと涙が止まらなくて……。何か優しさに包まれている感じなんです」