同作では織田裕二と共演しているが、

「脚本にダメ出しをすることが多い織田さんに、戸惑う共演者やスタッフが多いなか、ディーンさんだけは臨機応変に即座に対応しています。この対応力はやはり、いろいろな国で活動してきた経験によるものなのでしょうね」(前出・制作会社関係者)

 そのカッコよさに惹かれすぎた共演者も……。

「以前、出演したドラマで共演したある女優さんが“結婚していてもいい!”と不倫覚悟の猛アプローチをかけ、ディーンさんを困らせたとか」(前出・芸能事務所関係者)

 そんなモテモテのディーンだが、本人は妻ひと筋。過去の雑誌のインタビューで結婚について以下のように語っている。

《彼女と同じ時間を過ごすことで、心がおだやかになるんです。それで気づかされました。自分が帰属できる“家”が欲しいと苦しんでいたけど。それは物理的な家や国ではないんですね。自分のハートがやすらぐ人といると、そこが“家”になるんです》

 留学生としてアメリカへ渡り、モデルとして香港でスカウトされ、俳優として台湾で活躍してきたディーン。最愛の妻は、ずっと定住してこなかった彼が見つけた安住の地なのかもしれない。

「テレビ番組で奥さんの性格を聞かれた際にディーンさんは“ジャカルタの虎って感じですかね”と、コメントしていました。奥さんの行動力があるところに惹かれて付き合うようになったとか。

 すごく愛のあふれる人ですが、主張がハッキリしていて、厳しいときはものすごく厳しい方だそうです」(前出・テレビ誌ライター)