金銭苦の連鎖を防げ!「小学生でも読めるお金の本」が裏コンセプト
山口:お金の話は子供を含め、家族で共有すべし! 日本人の家庭では、お金と性に関する話がタブーですが、積極的にすべきです!
ワタナベ:同感です。子供も、自分の学費のこととか真剣に考えないと将来、奨学金ローンで首が回らなくなりかねないですから。
河村:ええ、だからこの本の裏コンセプトは「小学生でも読める!」。
山口:お金は、生きていくうえで必ず必要なもの。なのに、学校ではお金の使い方、貯め方、増やし方、ほぼ教えませんからね~。
河村:何でも人任せな夫を小学生に戻して、この本を読ませたいです(涙)。
ワタナベ:私ももっと早く読みたかった。うちの夫婦は株でかなり、痛い目を見ましたから……。眠れない夜もありました(涙)。
山口:幸せになるための投資なのに、寝れなくなるなんて、本末転倒ですよ!
ワタナベ:はい、やっと悟りました。「一攫千金」なんてない! 宝くじが当たることも、たぶん……ないっ(笑)!
脱・昭和の経済観念! 平成をサバイブするには「お金の情報」を武器にすべし!
河村:と言いつつ、買っちゃうんですよね、宝くじ(笑)。だけど、同時に「日経225」とか買わなくちゃ、ですよね。
山口:偉い! ちゃんと覚えてましたね、「日経225」。iDeCoも始まりますし、分散投資は、最初にチャレンジしたい投資法のひとつですね。
ワタナベ:投資をするなんて、昭和を生きたシニア世代では、「ギャンブルだ」って嫌う人もいますが?
山口:銀行に預けておけばたっぷりと利子が付き、10年で倍になった古き良き昭和……もう終わりました! 今はマイナス金利時代、サバイバルな平成です!
河村:銀行の窓口で、預金より保険を進められる時代ですからね……。
山口:そして、売りつけられて、素直に買っちゃう河村さん……(笑)。
ワタナベ:それにしても、節税対策を考えて金融商品を買うべしっていうのは、目から鱗でした。
山口:節約することと同じくらい大事です。チラシで大根の値段をチェックするように、節税情報にも目を光らせるべきなんです。