毎話、登場する雪山の“リバース”シーン
10年前の事件の新事実を描く“リバース”シーンは毎話、登場する。原作では事件が起きたのは夏の避暑地だが、ドラマでは一見して“リバース”したのがわかるように、雪山になっている。
「氷点下20度近い雪山での撮影は非常に過酷なものでした。機材が凍ってしまうし、足をとられて動けない。役者さんの服や顔も凍りついてしまうんです。そのため、劇中の深瀬たちの寒そうな様子は本物です! 雪山での撮影がクランクインだったので、一体感ができ、非常にチームワークがよくなりましたね。
スタジオでの撮影時にスタッフが大喜びしたのは、藤原さんの差し入れです。高級焼き肉弁当を全員にいただきました。みんな“さすが、座長!”と美味しくいただきました」
第3話(4月28日放送)では、深瀬同様に告発文が届いたゼミ仲間4人で集まるが、誰も犯人について思いあたるところはなかった。そんななか、ついに最初の犠牲者が─。
「3話では、浅見と話していた深瀬が“ベソベソ”泣く姿にもご注目を(笑)。また、深瀬が、反対側の駅ホームにいる美穂子に声をかけた直後に、電車がふたりの間を通過するシーンがあります。タイミングの難しい撮影なので、時間がかかるかと思ったのですが、本番一発OK! 藤原さんと戸田さんの息の合った芝居の賜物(たまもの)に、“奇跡”だと思いました」
最終回では、ドラマオリジナルで、原作のラストの先を描いているという。最後まで、お見逃しなく!
びっくり!深瀬の超“ダサコーデ”
チェックシャツに柄物のセーターを合わせ、柄のマフラーを巻く─。着るものに頓着しない深瀬のファッションセンスには驚くべきものが。
「ちなみに、靴はずっと同じものをはいています。見た目と藤原さんのお芝居が合わさって、挙動不審で冴えない深瀬になっています(笑)」(新井P)
愛用のリュックを押さえながら走る姿も“ダサカワ”なポイント!