下がる一方のほうれい線と口角に

 頬の筋肉の垂れ下がりが、ほうれい線を生みます。血流が向上すれば、ほうれい線が消え、口角もアゲアゲに!

ほうれい線と口角に
ほうれい線と口角に
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★使うのはここ:人さし指の第2関節

【1】ほうれい線のスタート地点に第2関節をIN

 人さし指の第2関節を、小鼻の横の小さな骨の下のくぼみに入れ、グッと押し込む。グリグリと10秒、刺激。

【2】ほうれい線をなぞるように手を動かしていく

 くぼみに入った人さし指の第2関節を、そのままほうれい線に沿って押しながら、口角の脇まで滑らす。5回。

【3】仕上げに口角の筋肉の緊張をほぐす

 口角の指1本分下のくぼみに、第2関節をずらして押し、軽くこぶし全体をゆすりながら10秒ほどほぐす。[1]~[3]を反対側も同様に。

ほうれい線&頬のたるみを解消!

 ほうれい線&頬のたるみは実は巻き肩とも関係が! 各筋肉は上下左右つながっているため、お互いに影響しあいます。ボディの筋肉をケアして、より効率的に小顔を手に入れよう! 

実は巻き肩とも関係が
実は巻き肩とも関係が

★使うのはここ:人さし指~小指の第2関節

【1】ストレッチの要領で、腕を上げ肩甲骨を触る

 腕を顔の真横に上げ、ひじを曲げて肩甲骨を触る。肩甲骨まで届かない場合は、できる範囲で腕を伸ばす。

【2】大胸筋横のくぼみをもんでこりをやわらげる

 伸ばした腕のわきの下に反対側の手の親指を添え、大胸筋横のくぼみを探してもむ。もんでいて「痛い!」と感じるところがゆるめるべきツボ。こぶしの第2関節でグリグリと小刻みに刺激を。左右各10回。

<教えてくれた人>

山口良純さん◎代官山山口整骨院院長。柔道整復師。親子3代整骨院院長で、伝統的古典療法から最新機器を駆使したオリジナル治療まで行う。有名人、著名人の顧客も多い。著書に『1日2分 こぶしカッサで小顔美人』(Gakken)など。