10月5日、東京大学の現役学生が強制性交罪で東京地検に起訴された。被告となった稲井大輝は、'14年の『ミスター東大コンテスト』にてファイナリストに選ばれたほどのイケメン大学生だった。
「稲井被告は、新宿区内の自宅マンションで、偶然エレベーターで一緒になった30代の女性をナンパし、自室に連れ込んで強引に性行為に及びました」(一般紙社会部記者)
“日本一チャラい東大生”を自称し、雑誌やネットTVなどに登場。自身でYouTubeにチャンネルを持ち、ユーチューバーとしても活動。さらに新宿・歌舞伎町で水商売系の“スカウトマン”であったとも一部で報道された。
女を抱き、売って、儲ける
「スカウトマンというか、彼は学生ですが、スカウト会社の社長なんですよね。ほぼ彼ひとりでやっていて、部下がどの程度いたのかはわかりませんが。
彼自身、顔だけでなく口もうまいのでスカウトマンとしては優秀ではありましたね。アダルトビデオ業界やキャバクラ、風俗などに自分がスカウトした女性を斡旋して、かなり稼いでいたようです」(AVプロダクション関係者)
イケメン東大生の裏の顔はレイプ犯、さらにもうひとつの肩書がスカウト会社の学生社長。しかし、彼の“ビジネス”はそれだけではない。
「普段から女好きの大学生として、そしてスカウト会社の社長として、“公私”ともにナンパが好きな男だったと思いますが、お金も大好きというか、ビジネスに非常に興味が強かった印象です。彼が会社を作ったのは大学1年生のころじゃないですかね。
“東大”というブランドを使って、怪しいお金持ちとのつながりを作り、稼げるビジネスを探っていました。人と人をつないでお金をもらったり。そんなことばかりしていたから、24歳なのにまだ3年生ですから(苦笑)。
学生という立場をフルに利用して、女性を抱き、売って、自分も儲ける。同じくレイプで逮捕された早稲田大学のサークル『スーパーフリー』の“和田さん”をビジネス好きにしたような男ですね」(映像制作会社社員)
そんな稲井被告がここ最近“ビジネスチャンス”を感じていたのが、ゲイの世界。
「LGBTの盛り上がりを感じ、スカウトを手広くやりたいと思ったんですかね。女性ではなく、今度は男の子をナンパして、ゲイビデオ界に売り込んでいましたよ。ゲイに向けたネット上のサービスにも絡んでいました。
まだ軌道には乗せられていなかったようですが。ちなみに彼はニューハーフが相手をしてくれる風俗が大好きなのですが、その趣味が高じて……だったのかもしれません(笑)」(同・映像制作会社社員)
彼は自身のツイッターのプロフィールに《学歴の無駄遣い》という一文を載せている。歯科医の家に生まれ、東大に通い、そこでなしたことがこれとは、人生の無駄遣いとはいえないか……。