「見覚えのある人だと思ったら、荻野目さんだったので驚きました! ユッコのお墓参りにいらっしゃったのだと思います」(目撃した女性)
1月中旬、愛知県愛西市にある成満寺(じょうまんじ)に姿を現したのは歌手の荻野目洋子(51)。“ユッコ”とは、荻野目の同期で18歳という若さで亡くなったアイドル歌手の岡田有希子さんのこと。'86年に亡くなったあと、彼女はこのお寺に眠り続けている。
「その日は確かに、荻野目さんはいらっしゃっていました。数年に1回のペースですが、定期的に岡田さんのお墓参りに来ていただいております。今回は名古屋でライブがあったそうで、その合間に、お花を持って立ち寄られました」
そう話してくれたのは、成満寺の住職。荻野目といえば、数年前に再ブレイクしたことが記憶に新しい。
「自身最大のヒット曲『ダンシング・ヒーロー』に合わせて、大阪の『登美丘(とみおか)高校』ダンス部がバブル当時のファッションで踊った動画が話題に。『YouTube』でも5000万回以上の視聴回数を記録し、'17年末の『日本レコード大賞』ではダンス部の生徒たちと本人が共演して『特別賞』を受賞したんです」(レコード会社関係者)
一方の岡田さんは、荻野目と同年の'84年4月に歌手デビュー。その年に『レコ大』の『最優秀新人賞』を受賞するなど、“ポスト松田聖子”との呼び声も高かった。
「'84年は菊池桃子や長山洋子、吉川晃司などもデビューした“豊作年”でした。その中でもユッコは、竹内まりやがデビューからのシングル3部作を手がけたこともあり、頭ひとつ飛び抜けていましたね。しかし、人気絶頂だった'86年に所属事務所が入居する都内のビルの屋上から飛び降り自殺。真相はわかりませんでしたが、彼女の後を追って自殺するファンまで続出し、社会問題になったほどです」(ワイドショースタッフ)