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ー 豪華キャストが話題も…
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ー 「スラダン手法」に失敗?

 

 スタジオジブリの最新映画『君たちはどう生きるか』が7月14日、劇場公開された。映画監督・宮崎駿氏が2013年7月20日公開の『風立ちぬ』以来、10年ぶりに手がける長編アニメーション作品だが、ツイッター上では劇場の客入りについて「空席が目立つ」との報告が相次いでいる。

『君たちはどう生きるか』はこれまで、ストーリーやキャストの情報を伏せ、プロモーションも行わず、メディア向けの試写会などもナシという異例の態勢が取られていた。“ネタバレ防止”を徹底していることから、上映開始してもパンフレットは後日販売すると発表されている。

豪華キャストが話題も…

 とはいえ、公開初日にはキャスト情報がすぐネットニュースになり、山時聡真、菅田将暉柴咲コウ木村佳乃木村拓哉、小林薫、大竹しのぶといった俳優陣、さらに歌手・あいみょんなどが声優に起用されていることが判明した。

「これだけの豪華キャストなら、やはり大々的に宣伝していたほうがよかった気もします。というのも、ツイッター上では初日の劇場上映における座席予約状況が注目を集めていて、《君たちはどう生きるか 席ガラガラで草》《ジブリ作品の初日とは思えないほどの空席》《今日公開ってみんな知らないのでは……?》などと心配されています」(スポーツ紙記者)

 もちろん劇場や時間帯によって差はあり、公開初日は金曜で平日ということもあって「仕方ない」と擁護する声も。ただ、公開直後の三連休となる7月15日、16日、17日も、都心の劇場ですら予約状況にはだいぶ余裕がある(14日現在)。