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ー 「芸人再生工場」になれた理由
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ー やす子のブレイクもSMAだからこそ?

 

『TVチャンピオン』や『元祖!でぶや』『田舎に泊まろう!』『ギルガメッシュないと』など往年の名番組に使用されたテロップを再生させる、テロップ特化型SDGsバラエティ『ザコシ・小峠のテロップ再生工場』(テレビ東京)が、10月30日と11月6日(24:30〜25:00)の2回にわたって放送される(ネットもテレ東/Tverでも配信)。

「芸人再生工場」になれた理由

  “芸人再生工場”と呼ばれるソニー・ミュージックアーティスツ(以下、SMA)所属ということで、今回MCに起用されたハリウッドザコシショウとバイきんぐ小峠英二の2人に、番組の見どころやSMA芸人の躍進について話を聞いた。

ザコシショウ 話をいただいた時は番組の内容がすぐには思い浮かばなかったけど、やってみるとすごく面白かったですね。

小峠 テロップって目にはしているけど、そこにスポットを当てて再生するという切り口は斬新でした。

ザコシショウ 『ギルガメッシュないと』(伝説のお色気番組)のテロップは、現代では“セクハラだろ!”と言われるようなものがいっぱいで、ビックリしましたね。今の時代、女性はもちろん、男性の裸も時間帯によっては無理だったりしますから。

 YouTubeでも男性の上半身も場合によってはダメですもんね。僕のチャンネルはなぜか全然OKですが(笑)。当時なら、男性のアソコも一部隠せば放送できたんじゃないですか。

小峠 それはいつの時代もダメだよっ!

――2人が所属するSMAも“芸人再生工場”と言われていますよね。

ザコシショウ SMAはイチからお笑い部門を始めたこともあって、当時インディーズで活動していたような芸人もすべて受け入れたんです。今もオーディションはないようなものですけど。下請けじゃないですが、大手事務所で1度負けた人たちも、ちゃんと芸人扱いしてくれるというシステムが良かったんだと思います。

小峠 賞レースのチャンピオンが多いからというのもあるでしょうね。『M-1』『キングオブコント』『R-1』のチャンピオンを出しているのは、吉本以外ではうちの事務所だけですから。“芸人再生工場”と言われるようになったのは、感慨深いですね。

ザコシショウ ちなみに俺は『R-1』以外にも、『あらびき団』(TBS系)の『あら-1グランプリ』でしょ。『ドキュメンタル』(Amazonプライム・ビデオ)は3回、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の替え歌トーナメントは4回。『霜降り明星の笑野行動』(フジテレビ系)でも2回優勝しているから。

小峠 賞レースめっちゃ強いじゃないですか!

――SMA芸人が賞レースで強くなった理由は何だと思いますか?

小峠 やっぱり常設の劇場があるのは強いんじゃないですかね。いろいろ試せますから。

ザコシショウ みんな、一生懸命やっていましたからね。アドバイスとかはそんなにしないです。伸び伸びやったほうがいいと思うし。

小峠 僕も聞かれたら言うぐらいです。

ザコシショウ 聞かれてもないのに、自分からアドバイスをする先輩って痛いでしょ(笑)。聞きたくもない話をされたところで、後輩たちも全然話が入ってこないでしょうし。