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ー 仲間を助けたい“世話焼き”の精神

 12月5日、くりぃむしちゅーの有田哲平の気になるニュースが報じられた。

「『女性自身』によると、千葉県内の海が見える90坪の土地に2階建ての別荘を建設中だそうです。お値段は、1億円ほどなんだとか」(スポーツ紙記者、以下同)

 完成すれば、多忙を極める有田にとって貴重な息抜きの場所になるだろう。

「コンビでの出演番組も含めると、有田さんの地上波レギュラー番組は8本あります。それに一部の番組は、演者として出演するだけでなく、制作にも携わっています」

 その最たる番組が、毎週金曜の夜に放送されている『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)だ。

「2015年4月からスタートしたバラエティー番組です。当初、有田さんは“アシスタント総合演出”という肩書でしたが、2019年4月に“総合演出”になったのです」(テレビ誌ライター、以下同)

 番組を面白い内容にするべく、かなりの時間を費やしているという。

収録後に毎回、そのまま打ち合わせをしているんです。それ以外の日にも企画会議が行われることもあり、多いと週に2~3回はスタッフと顔を合わせているそうですよ」

 11月10日の放送回には、あの“お騒がせタレント”がサプライズ出演。

「およそ4年ぶりの地上波テレビ出演となった、木下優樹菜さんです。フワちゃんがパーソナリティーのラジオ番組風コーナーに、TKOの木下さんが登場するはずが“木下違い”で呼んでしまったという設定でした」

 ネット上では賛否両論となったが……。

総合演出という立場ですから、木下さんの地上波復帰についても、有田さんはOKしていたはずです」

仲間を助けたい“世話焼き”の精神

2006年5月に行われたくりぃむしちゅーとアンタッチャブルの囲み会見
2006年5月に行われたくりぃむしちゅーとアンタッチャブルの囲み会見

 こうしたキャスティングには、有田なりの“軸”があるという。

仲間を助けたいという“世話焼き”の精神があるんです。2019年11月の『アンタッチャブル』サプライズ復活は、もはや伝説回。女性関係のトラブルによってツッコミの柴田英嗣さんが2010年に芸能活動を1年間休止し、コンビ活動はストップ。山崎弘也さんから復活の相談を受けていた有田さんの粋な計らいによるものでした」(放送作家、以下同)

 また、それぞれのトラブルによってコンビで事務所から独立したTKOも早々に起用し、活動の後押しをしている。

「2020年9月には、変わった芸名の地下芸人が、収録中のスタジオにたくさん紛れ込んでいたという企画がありました。これは“コロナ禍でライブや仕事がなくなった若手芸人のために何かしたい”という有田さんの思いで行われたものだったんです。さまざまな事務所から、なるべくたくさんの芸人が出演できる方法を考えたんだとか。これには、地下芸人たちも感動していたようですよ」

 総合演出としては“脱力”していないということ!