目次
Page 1
ー 今期だけで5本の不倫ドラマ
Page 2
ー 昭和・平成の不倫ドラマとの違い

《最近不倫ドラマ多いな〜》 《不倫ドラマ多いけどそれだけやっぱ身近にあふれてんだろな》

 深夜の不倫ドラマ“ラッシュ”が、SNSで話題になっている。

今期だけで5本の不倫ドラマ

『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』(BSテレビ東京ほか)、『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)、『どうか私より不幸でいて下さい』(日本テレビ系)、『さっちゃん、僕は。』(TBS系)、『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』(毎日放送)と今期だけで、5本も放送されているのだ。

 どうして不倫ドラマがこんなに多いのか?

不倫ドラマはストーリーが作りやすいからだと思います。浮気がバレるんじゃないかとドキドキするサスペンス、バレてからはホラーの展開に。さらにドロドロのバトルになって最終的には復讐をするというカタルシスがあり、極端なキャラクターやエピソードも入れやすい。また、夫と妻と不倫相手の3人がいればよく、登場人物の少なさから予算的にも都合がいいと思います

 と言うのは、漫画家でドラマウォッチャーのカトリーヌあやこさん。

「最近、現実でも不倫スキャンダルが多いです。ついこの前も中丸雄一さんの騒動がありましたが、2020年には東出昌大さんと渡部建さんの不倫が報じられ、このころから不倫は絶対に許されないという世論が強くなりました。それ以来、不倫はみんなが食いつきやすいトピックスになり、不倫をテーマにするドラマが増えてきたと思います」(カトリーヌさん、以下同)