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日本時間で24日、ドジャースの大谷翔平が40本塁打、40盗塁の“40-40”を達成。その1週間前には3日間限定で使用した“特注バット”に注目が集まった。
特注バットに刻まれた覚悟
「日本時間8月17日から19日の3試合は『プレーヤーズ・ウイークエンド』と題され、選手は個性的で特別なデザインの用具を使用できる試合でした。大谷選手は愛犬のデコピンが描かれたスパイクを着用。《世界一》《改善》という文字が刻まれたバットをカージナルスとの3連戦で使い、2本のホームランを放ちました。大谷選手はこれでメジャーリーグの全30球団から本塁打を記録しました」(スポーツ紙記者、以下同)
“商売道具”に刻んだ言葉からは、常に上を目指す大谷の強い意志が伝わってくる。
「“世界一”は大谷選手の目標です。日本ハム時代から世界一の選手になると掲げていましたし、ドジャースの入団会見では、優勝したいと強調していました。目標達成に向けて“改善”が必要という思いもあるのかもしれません」
目標達成に向けての姿勢は花巻東高校時代から変わっていない。
「高校時代、人生の計画を『マンダラチャート』と呼ばれる目標達成のためのシートに書いていました。それには“160キロの球を投げる”“WBC日本代表”など書かれており、次々に達成しています。目標を書き出すことの大切さを知っているからこそ、今回もバットに“世界一”と刻んだのでしょう」
大谷が目標に突き進む姿は、その背中を追う子どもたちにも影響を与えている。スポンサー企業の一つで英会話教室大手のECCは、8月22日から大谷が登場する新CMを放送開始。さらに、あるプロジェクトが動いていた。