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ー 投手として登場ならWBCの再現も
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ー レジェンドが明かす“大谷の素顔”

 記録ラッシュが続いている大谷翔平。日本時間9月20日には、2023年のWBCで世界一になったマイアミの地で、史上初となる50本塁打と50盗塁の“50―50”を達成した。

「大谷選手は48本塁打、49盗塁で迎えた試合で、まずは盗塁を2つ決めて、51盗塁としました。さらに、3打席連続ホームランでメジャーリーグ史上初の“50―50”を達成。51本塁打、51盗塁としました」(スポーツ紙記者)

 メジャーリーグの歴史上、DHの選手がMVPを獲得したことは一度もない。今年はDHで出場する大谷のMVP受賞の可能性について、メジャーリーグ研究家の友成那智さんに聞いた。

「アメリカのスポーツ専門局『ESPN』の野球担当記者18人がMVPなどの予想投票を毎年行います。今年は9月上旬に行われ、満票で大谷選手がMVPに選ばれました。この予想投票は、実際のMVPと同じになることがほとんど。ほぼ100%で大谷選手がMVPでしょう」

 投手としてはリハビリ中だが、地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』の記者は“優勝のかかった10月のポストシーズンで大谷を投手起用すべき”と主張する。今年マウンドに立つ可能性はあるのか。

投手として登場ならWBCの再現も

「無理してさらにケガが悪化したら責任問題になりますから、ロバーツ監督も慎重になるでしょう。ただ、ドジャースが優勝決定戦であるワールドシリーズに進むも、ほかの投手陣にケガ人が出たり、失点が続いたりしたら、WBCのときのように大谷選手が1イニングだけ投げるということもあるかもしれません。可能性としては高くても30%くらいですかね」(友成さん)

 日本人だけでなく、海外の人の心もつかんでいる大谷。その姿は大先輩の目にはどう映っているのか。アジア人初のメジャーリーガーで南海(現ソフトバンク)や阪神、日本ハムでも活躍した村上雅則さん(80)に話を聞いた。