12月2日の夜、東京・池袋のとある会場で来年4月に発売予定のVシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』の打ち上げパーティーが開催された。
「道端で背の高いイケメンとすれ違ったと思ったら、竹内涼真クンだったんです。ベージュのタートルネックのセーターの上に黒いコートを羽織っていました。白いスニーカーに黒縁メガネもかけていてとてもオシャレでしたね」(目撃したOL)
特撮テレビドラマ『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)から派生したスピンオフ作品。
「『仮面ライダードライブ』は、昨年10月から今年の9月末まで1年間放送され、平成ライダーとしては16作目。主人公の普段の仕事は刑事なのですが、今回はバイクではなく、主人公が自動車を運転するというシリーズ初の試みも見どころでした。刑事ドラマの要素が盛り込まれていたことも人気の要因だったのでは」(テレビ誌ライター)
仮面ライダーといえば、子どもたちにはもちろんのこと、過去には福士蒼汰や佐藤健も出演するなど、若手イケメン俳優が演じることで女性人気も獲得。いわば若手俳優の“登竜門”的な作品なのだ。
「“ドライブ”の主人公を演じた竹内涼真は、'13年のファッション誌のオーディションでグランプリを受賞して芸能界デビュー。現在は、今期ドラマで視聴率トップを独走中の『下町ロケット』(TBS系)に出演中です。放送中の“ガウディ計画編”では、ガウディ開発チームのリーダーというキーマンを熱演していますね」(前出・テレビ誌ライター)
竹内は大学にサッカー推薦で入学するほどの運動神経の持ち主で、ライダー役にもうってつけ。一方、Vシネマ『仮面ライダーチェイサー』の主役・上遠野太洸も、長年続くコンテスト出身の若手俳優だ。
「上遠野クンは、'10年に開催された『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で1万を超える応募の中からグランプリを受賞して芸能界入り。連ドラや映画、舞台など活躍の場を着実に広げていますよ」(芸能プロ関係者)
『ドライブ』内では当初、主人公の敵だった“チェイサー”を主人公に据えたのが今回のVシネマというわけだ。冒頭のパーティーは夜6時過ぎから1次会がスタート。
「参加者はキャストやスタッフの40~50人くらいで、立食形式でしたね。キャストの方々がひとりずつ壇上で挨拶をしていて、竹内さんは“また続編を作りたいです”と意気込みを語っていました。ヒロイン役の内田理央さんは天然発言の連発で、周りの俳優たちから総ツッコミを受けていました(笑い)」(参加者のひとり)
パーティー内では“仮面ライダー”ならではの交流も。
「上遠野クンは、ライダーの中に入って実際にアクションを行うスーツアクターさんと盛り上がっていましたよ。ツーショットの写真も撮って喜んでいました」(前出・参加者のひとり)
1次会で行われた、ジャンケン大会では主役の“趣向”に沿った景品も。
「東映作品のDVDなどもありましたが、上遠野クンが無類のゲーム好きなので『プレイステーション4』も景品になっていました。結果的にほかの人に持っていかれ残念がっていましたが(笑い)」(前出・参加者のひとり)
夜9時前に会が終了すると、上遠野と竹内は早めのご帰宅。ヒーローの貴重な素顔を垣間見た夜だった。