「冬のデートはイルミネーションを見に行きたいです。普段は行かないような、ちょっとおしゃれな場所で特別感を出したりして」

 累計150万部を超えるベストセラーが原作の主演映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が17日より公開になる福士蒼汰。電車の中で出会った女性・愛美(小松菜奈)に一目惚れをする美大生・高寿を演じた。

 

 人気小説が原作なだけにやりがいのある作品だったと振り返るが、一目惚れをした経験は?

「あまり思い出せないですけど……でも、よく犬に一目惚れします(笑)。街で歩いてる犬とか、可愛い犬の動画を見て癒されるんですが、犬はどの種類も可愛くてズルいです」

 そう話す福士の柔らかい笑顔も、ズルいほど可愛い!

 初共演となる小松菜奈とは意外な共通点があったそうで、

「彼女には兄が2人、僕には姉が2人いて、お互い末っ子。撮影中は毎日一緒だったのですが、人と仲よくなるタイミングとか接し方の感覚がわかって、通ずるものがありました。僕はいつも趣味の話からスタートすることが多いんですが、小松さんとも“ご趣味は?”から始まったと思います。でも、特に合う趣味もなく……(笑)」

 もう1人、初共演となった東出昌大とはうちとけるスピードが速かったそう。

「ご一緒できたのはほんの数日でした。でも同級生の役だったので、東出さんから“敬語をなくそう”って言ってくださって。すごく優しくて包容力のある方だったので、甘えさせてもらいました。東出さんは僕よりも年上でしたし、そのほうが合うかなぁと思って。それを役にもすり合わせて演じたので、そういう部分も伝わるとうれしいです」