Peachが運航する関西国際空港のLCC専用第2ターミナル。広々として明るい空間。写真提供:秋本さん
Peachが運航する関西国際空港のLCC専用第2ターミナル。広々として明るい空間。写真提供:秋本さん
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気になる安全性は?事故や故障は多い?

 ここまで安いと、心配なのが安全性。中古のボロい機体でも使っているの?

「いいえ、LCCでは新造機が主力。小型で定員180人ほどですが、大手も国内線は同じくらいの大きさですし、揺れやすさや居心地にほぼ変わりはありません。また、日本の航空法は安全基準が厳しく、LCCも当然、それを満たしている。安全性については大手と同等といえます」(チャーリィさん、以下同)

 実際、日本のLCCは、これまでに死者を出すような大事故は起こしていない。海外のLCCでの事例はあるが、その航空会社はつぶれてしまった。

「1度でも何かあると会社自体の存続が危ないとわかっているので、各社とも安全性の確保には必死です」

あえてデメリットをあげるなら?

 チャーリィさんによれば、

「残念ながら、大手に比べて席は狭い。男性や大柄な人だと多少、苦しいかも」

 ただし、500~1000円程度の追加料金で席が選べる便がほとんどだそうで、

「足が伸ばせる先頭席や、非常口付近の席を選ぶのも手です」(チャーリィさん)

 秋本さんは、別料金が発生するおそれを指摘。

「荷物規制は大手より厳しく、手荷物が多いと別途料金が必要です。便のキャンセルができなかったり、変更料がかかることも。予約前に、追加料金や取り消しの可否については確認を