だが、父で落語家・林家三平さんの命日である9月20日に発売を予定していたミニアルバム『フライディ・チャイナタウン』は、発売中止に追い込まれている。
PTSDが仕事に影響を及ぼしているようにも思えるが、どうやら、レコード会社に支払うべきCDのプレス代などが未払いであることが原因だという。そのことを泰葉にぶつけると、
「プレスできていないのは事実です。クラウン徳間さんときちんと話ができていませんからね。今のところ発売中止ですが、きちんと整理ができたら発売したいと思っているので、発売延期だと考えています。
少し時間はかかるかもしれませんが、音源はもうできていますからね。ただ、不義理なところがあまりにも多すぎるので、(請求書の件で)みなさんのお許しを得てからではないか、と思っています」
各方面から続々と届く請求書。やはり、資金繰りの悪化がCDの発売中止につながったことを、否定はしなかった。
「CDのプレス代は17万円です。(請求書すべての)合計金額はまだ調査中なのでわかりませんけどね。それだけお支払いしてもよくないので。何がどう起こって、発注書がどこから来ているかをすべて把握しなければスタートできません」
レコーディングにかかったスタジオ代、ミュージシャンへのギャラなど、いまだに支払われていない。
「支払いが滞っているというか、情報収集をしている段階ということです。請求書の件が明確にならないとできません」
レコーディングにかかった費用は500万円とも600万円ともいわれ、今月末にはさらに請求額が膨らむと予想されている。タレント活動がほぼない現状では支払いは困難であるように思えるが、本人は自信をのぞかせる。
「ブログが月間300万アクセスを記録しているので、広告収入もかなり入っています。どこにも行かなくてもこんなに稼いでいいのかと思う額です。
でも、それはファンのみなさんのおかげです。温かく見守ってくれているので。生活は安定というか、それ以上のものですね」
いったい彼女はどれくらい稼いでいるのだろうか。