仕事をしている間でもリンパケアを意識
そうすると、仕事時間がこっそりきれいを仕込む時間へと変わるんです。オフィスだけでなく、家事をする際にもぜひ取り入れてみてください。
【1】“ゆる靴”にはき替える
リンパは締めつけが苦手。窮屈なハイヒールはリンパの流れを阻害します。長時間を過ごすオフィスではヒールのないパンプスやゆるめの靴にはき替えて、足元をリラックスさせましょう。
【2】座り姿勢がきれいを作る
間違った座り姿勢はぽっこりお腹の原因に。ポイントは背骨のいちばん下の仙骨を“立てる”ように意識すること。胸を張りすぎず、あくまで上半身はリラックス。正しい姿勢の積み重ねがきれいにつながります。
【3】3つの“首”を温めて
“首”“手首”“足首”の3つの首を温めて冷えを防ぎましょう。おすすめは“回す”こと。深呼吸しながらゆっくり回すことで血行がよくなり、全身がポカポカに。リンパの流れもよくなります。
【4】デスクで簡単ストレッチ
同じ姿勢が続くとリンパの流れが悪くなりがち。ストレッチでむくみを予防しましょう。イスに座ったまま両足を伸ばしたら、鼻から息を吸って足先を手前に引き寄せ、口から息を吐きながら足先を奥へ伸ばして。
【5】ランチは“オヤジ飯”
生野菜サラダ、冷たい前菜、デザートといったレディースランチは、実は身体を冷やす原因。リンパのためには身体が温まるホカホカの煮魚や煮物、小鉢、ご飯、味噌汁がついた“昔ながらの和定食”を。つまり“オヤジ飯”が正解です。
【6】7つの食事ルール
毎日の食事が肌や髪の質を変えます。食事の際は以下の7つに注意してみて。また、塩以外の白砂糖、白米といった白い食品は身体を冷やすので、きび砂糖や黒糖、玄米などに変えてみるのもおすすめです。
(1) 色とりどりの野菜を食べる
(2) 良質なタンパク質をとる
(3) 食事のバランスは1週間単位で調整
(4) 味噌、納豆など発酵食品を毎日とる
(5) 旬の食材をとる
(6) 身体を温める食品を選ぶ
(7) 塩分を適度にとる
帰宅したら疲れた身体をリセット
むくみを翌日まで持ち越すと、定着して取れにくくなり、くびれのない“ずんどう”の原因に。1日働いて疲れた身体をリセットして、明日のきれいを育みましょう。
【1】すべてのモノをはずす
ブラジャー、ショーツ、ストッキング、ベルト、靴、腕時計……。思っている以上に身体は“モノ”で締めつけられています。帰宅したらすべてはずして身体を解放し、リンパが流れやすい状態に。
【2】「足首」「ひざ裏」「そけい部」をケア
足首を回したり曲げ伸ばししたりした後、ひざ裏の触ったときに痛みを感じる部分を丁寧にほぐします。最後に、そけい部全体を親指でプッシュした後、やや強めに上下にさすって。“ながら”でいいので毎日続けることで、ほっそりとした美脚に!
【3】リンパケアでバストにハリを
指にジェルをつけ、バストの谷間を上下にさすります。バストを下から上に4本指で持ち上げるようにほぐしたら、わきの下のリンパ節に流すように指を動かして。毎日ケアすると、バストにハリが出て上向きになります。
【4】便秘・生理痛に効果的なマッサージ
便秘や婦人科系の不調がある人は、お腹が硬く冷えがち。おへそのまわりを親指でプッシュしたら、手のひらで円を描くようにさすり、そのまま、そけい部に流しましょう。