キラキラネームの誕生はいつ? 昔から存在した!?

 奇抜な名前を「キラキラネーム」と呼ぶようになったのは、2000年頃から。しかし、その昔にも一風変わったネーミングセンスを発揮した超有名人がいた! 

 明治から大正期にかけて活躍した作家・森鴎外の子どもたちの名前を紹介しよう。本名が「林太郎」の鴎外は、外国で自分の名前を「りんたろう」と正確に発音してもらえないことを苦にし、子どもたちには外国人名のような名前をつけたとか。

長男/於菟(おと)

……その息子も「真章(まくす)」「富(とむ)」「礼於(れお)」「樊須(はんす)」などキラキラが遺伝。

長女/茉莉(まり)

次女/杏奴(あんぬ)

次男/不律(ふりつ)

三男/類(るい)

「今鹿」「光宙」はどう読む!? 仰天キラキラネーム集

 キラキラネームとは、漢字本来の意味や読みを逸脱した、響き重視の名前のこと。実は、名前に使える漢字は決まっているが、それらの漢字をどう読ませるかは規制がない。

 1990年代に某マタニティ雑誌が、当て字の個性的な名前特集を組んだことから、「宇宙(こすも)」「月(るな)」といったネーミングが浸透し始めた。ここで、奇想天外な最近のキラキラネームを群をご紹介。あなたはいくつ読める?

【男の子編】キラキラネームの例

月(らいと)……人気マンガの登場人物から

黄熊(ぷー)……人気キャラクターから

頼音(らいおん)……ダイヤモンド☆ユカイの息子

光宙(ぴかちゅう)……人気キャラクターから

輝星(べが/だいや)

心人(はーと)

皇帝(しいざあ)

騎士(ないと)

楽気(らっきー)

姫守(ひも)

【女の子編】キラキラネームの例

姫星(きてぃ)……猫のキャラクターから

今鹿(なうしか)……人気アニメ映画から

緑輝(さふぁいや)……人気漫画から

美音(りずむ/めろでぃ)

紗音瑠(しゃねる)……有名ブランドから

天使(えんじぇる)

唯一神(ゆいか)

姫凛(ぷりん)

万華(まんげ)

葉新(はにー)