逆算思考で覚醒効果を完全活用!
コーヒーは、覚醒作用のほか、記憶力向上、リラックス効果、ダイエット作用など、非常にメリットの多い飲み物です。しかし一歩間違えば、仕事の不調やパフォーマンスを下げてしまう、表裏一体的な飲み物でもあります。
そんなコーヒーを使い分けるカギは「時間」。先にも少し触れましたが、これを知らずにただなんとなくコーヒーを飲んでいるとしたら、非常にもったいないことです。
「いつ、どのタイミングで飲むのか?」ここで、人生に差が出るのです。コーヒーを美味しく楽しみながら、しかし、その効果を計画的に活用する。これが「賢い飲み方」の基本と言えるでしょう。
馬渕知子(まぶち・ともこ)◎マブチメディカルクリニック院長/学校法人食糧学院副学院長。東京医科大学医学部卒業後、同医科大学病院皮膚科学講座に所属しながら同病院に勤務。その後マブチメディカルクリニックを開院。内科・皮膚科学、アンチエイジング医療、分子整合栄養学を専門に、あらゆる科との提携を結び、人間の体を総合的にサポートする医療を推進している。栄養学や食文化にも精通しており、2014年~ミラノ国際博覧会日本館サポーター、2015年~東京栄養食糧専門学院副校長に就任。
いつもの「コーヒー」「ビール」を最強のハイパフォーマンス飲料に変える! 断言します。コーヒーとビールで、生産性は上がります。
そう思ったあなたに朗報です。なぜなら、コーヒーとビールは、最速で自律神経をリセットできる「最強のパフォーマンス飲料」になりうるからです。そう、「コーヒーとビールを普段からよく飲んでいるあなたは、医学的に正しい!」のです。
しかも、食べ物に比べ飲み物は身近で手軽。飲み物は、食べ物の50倍速で脳と体を覚醒させます。
ただし、ただ漫然と飲んでいるだけでは、コーヒーとビールの真のパワーを有効活用することはできません。いつもの一杯をハイパフォーマンス飲料に変える。そのためには、ちょっとしたコツがあるのです。
この本では、コーヒーとビールに秘められたすごいパワーを明らかにするとともに、単なる嗜好品として味わうのではなく、パフォーマンスの最大化を可能にする二重の意味で「うまい飲みこなし方」をお伝えします。
●目次
序章 コーヒー&ビール最強説
〜この2つを飲みこなせば「最速コンディショニング」が可能になる〜
第1章 パフォーマンスを下げるコーヒー&ビールのイケてない飲み方
第2章 コーヒーでハイパフォーマーになる
第3章 太らないビール、酔わないビール
第4章 パフォーマンスを底上げする水分補給のルール
巻末付録 コーヒーとビールのトリビア集