強烈キャラの再現率とホームドラマの要素も

 月海が共同生活を送る男子禁制アパート『天水館』のオタク女子軍団“尼~ず”の強烈ビジュアルキャラの再現率は見もの。それぞれの部屋には、オタク心あふれるグッズが並び、マニアは必見。

「個性的なキャラクターばかりで親近感はないかも。ですが、起こることや彼女たちの気持ちには共感できたり、頑張れと思えることも多いと思います」

 原作はアニメ化や映画化もされているが、ドラマ版にはプラス要素も。

「月海の成長物語、恋愛模様に加え、鯉淵家の家族関係を描いたホームドラマの要素も見どころです。

 北大路さんがセリフで、恋人とのシーンを、“Bまでしか行っていない”と言うなど、ほかでは見たことがないようなお茶目な役を、戸惑いながらも、楽しんで演じています」

蔵之介は、月海がデザインしたクラゲのウエディングドレスのファッションブランドを立ち上げる。(c)フジテレビ
蔵之介は、月海がデザインしたクラゲのウエディングドレスのファッションブランドを立ち上げる。(c)フジテレビ
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 撮影現場では、なぞなぞ好きの芳根が、ネットで見つけた難問を共演者やスタッフに出題しているそう。

「物語はややこしい三角関係の行方、立ち退きにあう『天水館』を守るべく、蔵之介が指揮をとってファッションブランドを立ち上げるなど、さまざまに展開します。新たにキャラの濃い人物も登場しますので、お楽しみに。

 月海はじめ、個性的なメンバーが、変わっていくのではなく、そのままでも幸せになれるんだということを伝えたい。“魔法”をかけなくても、誰もがシンデレラになれるんです。最後までご覧になって、このメッセージを受け止めていただければと思います」