――一歩引く、ですね! 一方で「嫌いな女子アナ」1位は加藤綾子アナ、2位は田中みな実アナとなりましたが、両人とも男性に媚びを売る仕草が嫌という声があります。顔立ちにも反感を買う要素があるのでしょうか?
高須「お茶の間で愛される顔は先ほど挙げたけど、逆に反感を買いやすい顔は、面長でホリが深いタイプ。でも彼女たちはアナウンサーだから女優さんほどきれいではないし、そんなタイプの顔でもない。となると、あざとさで嫌われてるんじゃないかな? 男ウケばっか狙いやがって! みたいな敵意じゃないの?」
――そうですね。逆に、田中アナの美容メソッドは「モテそうだ」とみんな思うのか、大人気なんですよ!
高須「じゃあ、やっぱりうらやましくて嫉妬心なんだよ! 男にモテる女は女に好かれません。これは世の中の決まりです」
――男絡みといえば、兄の生田斗真さんに劣らずイケメンな生田竜聖アナとできちゃった婚をした秋元優里アナ。例の不倫報道があったので、2018年版のランキングでは奮闘するかもしれませんね!
高須「旦那は年下でイケメン、義理の兄が生田斗真さんで、不倫もできちゃうくらいモテるとなると結構いくかもしれないね!」
――好き・嫌いの両方のランキングで被っている人もいますが、好きな女子アナ・嫌いな女子アナトップ5の顔ぶれを見て、何か共通点は読み取れますか?
高須「『好き』は親しみやすさや堅実なキャリア、頭の回転が良く出しゃばり過ぎないなど、名サポーターとしての評価だろうね。でもそういった方は出演数も多いから、逆に目について嫌われることもある。それで被るのかもしれません」
――なるほど。ところで、好きランキングの顔ぶれを見ても、皆さん30代以上で、かつて言われた「女子アナ30歳定年説」は過去のものとなった感じがしますね。
高須「当たり前だと思う! だいたい、大学を出たばかりの20代そこそこに全国ネットの番組を仕切らせるのがムリでしょう。だからプロ意識が出て、キャリアも積んでこなれてきた30代以上のアナウンサーが活躍するのは当然です。でも、どの業界でも定年は上がっていて、みんな長く自分の能力を生かしていますよ。女子アナウンサーは30歳までなんて、はるか昔の話です!」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)。最新刊は『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)