歌手の沢田研二(70)が、さいたまスーパーアリーナでのコンサートを直前に中止したことが波紋を広げている。
「『動員に関する契約上の問題です』と本人は説明し、『空間が多すぎる』『そういうスカスカの状態でやれというのは僕には酷だ』などと言い訳しましたが……」
と情報番組デスクは冷ややかだ。
それでもやるのが客商売
〈沢田の行為は身勝手すぎる〉〈ファンを第一に考えていない〉などという批判はネットなどに書き込まれているので、ここではその件には触れない。
批判以上に沢田は今回、屈辱的気分を味わっていたことがある。それは、ワイドショーのカメラの前での謝罪だ。
音楽業界の古参関係者が口を開く。
「沢田はワイドショーが大嫌いなんです。かつて、暴力事件や離婚問題などで嫌というほど叩かれたので、以来、絶縁状態にある」
沢田が、ライブコンサートに取材陣を呼び込む場合があるが、
「必ずスポーツ紙だけ。テレビ局には声を掛けないんです」(前出・古参関係者)
よって、沢田の動く姿がワイドショーに流れることはこれまでなかったのだが、今回の騒動で、沢田はワイドショーのカメラの前で謝罪するハメに追い込まれたのだ。