普段感じていること、あるいは口には出せないホンネ、はたまた口が裂けても言えない秘密。──匿名という条件のもとに、ぜんぶ白日の下にさらけ出します! 女性のセキララなアレコレを、いろんな角度からアナリティクス(分析)! 数字はウソをつきませんよ♪

圧倒的1位は『高嶺の花』という結果に!
あの組み合わせは実際も“高嶺の花”だった

 美男美女の組み合わせが恋愛ドラマの基本原則ですが、主演カップルに対してごくまれに違和感を感じることがあります。「見た目が釣り合わない」「印象が悪い」「格差がある」などなど、その違和感が作品性にいい影響を与えるならまだしも、不釣り合いさは往々にしてネガティブなイメージに結びつきます。

 2018年もいよいよあとわずか。すべての民放ドラマ作品が出そろった今、20〜30代の女性200人を対象にしたアンケートから、今年「不釣り合いだ」と感じたドラマカップルの1位を発表します。(協力:アイリサーチ)

■不釣り合いなドラマカップルランキング2018
(2018年に民放で放送開始した主な恋愛ドラマ15作品から複数回答。1位3pt、2位2pt、3位1ptで算出)

1位『高嶺の花』(日本テレビ系)166pt
 峯田和伸(銀杏BOYZ)×石原さとみ

2位『トドメの接吻』(日本テレビ系)70pt
 山崎賢人×門脇麦

3位『中学聖日記』(TBS系)68pt
 岡田健史×有村架純

4位『きみが心に棲みついた』(TBS系)55pt
 桐谷健太×吉岡里帆

5位『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)52pt
 平野紫耀(King & Prince)×杉咲花

6位『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)51pt
 ムロツヨシ×戸田恵梨香    

7位『獣になれない私たち』(日本テレビ系)40pt
 松田龍平×新垣結衣

8位『明日の君がもっと好き』(テレビ朝日系)35pt
 市原隼人×伊藤歩

9位『ラブリラン』(日本テレビ系)34pt
 古川雄輝×中村アン

10位『結婚相手は抽選で』(フジテレビ系)31pt
 野村周平×高梨臨

 2位に倍以上の差を付けて1位だったのが、『高嶺の花』でした。野島伸司脚本ということでも話題になりましたが、格差カップルを描いた劇中同様、石原さとみと峯田和伸の“格差”ぶりも話題になりました。

 2位以下はかなり拮抗している印象ですが、山崎賢人と門脇麦の『トドメの接吻』が次点に。ヒロインイメージの薄い演技派女優・門脇麦の演技が印象的な異色作でしたが、王道ラブコメではない点がこの結果に結びついたといえるかもしれません。

 そして3位の『中学聖日記』は、中学生と教師の禁断の恋愛を描いた作品。「設定に無理がある」「中学生に見えない」などなど、ネットを中心に話題を振りまいてきましたが、“不釣り合い”という見方をすれば間違いなく本作はダントツといえますよね。

 4位以下のラインナップを見ると、恋愛ドラマらしい王道カップルというよりも、あえて“ミスマッチ”を狙ったのではないかという印象を受けますが、どちらも大物だと面白みがないのも事実。ドラマキャスティングの難しさが垣間見える結果になったといえそうですよね。