《夢でKISS KISS KISS》
テレビなどの大手メディアでは、2度と聴くことができなくなったかもしれない“名曲”のフレーズが、夜のライブハウスに響き渡った。
麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧の相方・電気グルーヴの石野卓球が、4月17日に新宿区のライブハウスでDJイベントを開催した。
「会場は超満員で、入れなかったファンや報道陣でごった返していました。卓球さんは『Shangri-la』の“キスキスキス”の部分を流したり、最後は瀧さんが作詞作曲した電気グルーヴの『富士山』をかけて終了するなど、“瀧さん愛”“電気グルーヴ愛”がすごく感じられたイベントでしたね」(訪れたファン)
イベント終了後、外で待ち構えていた報道陣の解散に対する質問に、「するわけねーだろ、バーカ」と言い残して石野はライブハウスを後に。
おでんバー2号店はGWにオープン
一方の瀧は─。週刊女性が3月末に報じた経営にかかわる“おでんバー”の2号店はどうなったのか。一部週刊誌では、その後“その話はなくなった”とも報じられたが……。
「瀧さんがオープンさせる予定だったおでんバーの2号店は、5月はじめのゴールデンウイークにオープン予定ですよ。前のテナントが退去したときの状態が悪くて内装工事に時間がかかったのと、関係者で話し合って“きりよく『令和』になってから”ということだそうです。今はバーで出すおでんの試作をしているみたいですね」(近所の飲食店関係者)
中目黒で10年以上、地元である静岡のおでんを出すバーを経営してきた瀧。その店の2号店計画を進めてきたが、逮捕によって経営自体からは離れている。
「2号店の店名は、1号店の名前とは関係のないものになりました。出すのは静岡おでんですけどね。オーナーの名義も、逮捕直後に瀧さんの奥さんに変えています」(同・飲食店関係者)
逮捕されてからは、1度も自宅に戻っていないようだが、2号店の準備は着々と進んでおり、そこには瀧の優しさもうかがえる。
「2号店で働くスタッフも決まっています。かつて電気グルーヴのラジオでハガキ職人をしていて、テクノ音楽業界に入ったミュージシャンのAさんもそのひとり。電気グルーヴが大好きな人で、瀧さんが可愛がっていた後輩です。
音楽だけだと収入が不安定なので、なんとかしてやりたいと思った瀧さんが声をかけていたみたいで。スタッフは全員、テクノ音楽業界のミュージシャン兼業の人ですよ」(レコード会社関係者)
瀧の“再起”は、この店から始まるのか─。