愛娘のほうが全然上!? 堤真一のパパの顔
今やベテラン役者となった堤。プライベートでは2児のパパということで、最後は愛娘との微笑ましいエピソードも。
「赤鬼先生も女の子の父ですが、娘とのやりとりを演じてみて、僕もいろいろ気をつけようと思いました(笑)。うちの娘はまだ小さくて。
昨日も楽しく食事をしていたんですが、途中、娘がテレビを見始めてしまって。食べなって言ってるのに全然食べない。ちょっと頭にきて“食べろって言ってんだろう”って言ったら、泣いちゃって。僕も泣かすつもりはなかったんですよ。空気も悪くなり、“ほら、全然楽しくなくなっちゃったじゃん”って僕のほうがへこんでしまって(笑)。
本当は、1日口をきかないくらいの気持ちでいたんですけど、娘から“一緒にお風呂入ろう”って。本当、自分でも情けなくなって“子どものほうが全然上や~!”って降参しました(笑)」
野球に熱中するあまり、周りが見えなくなってしまう赤鬼先生のように、何かにアツくなってしまうことは?
「家にいるときは、僕が娘に読み聞かせをして寝かせるんです。でも何かやりたいことがあると、ついそっちを優先してしまう。例えば最近まで薪を置いて乾かしておくラックを組み立てていたんですけど、熱中してしまって。“完成するまでは”と集中しすぎて、嫁さんに怒られました(笑)」
『泣くな赤鬼』6月14日(金)全国公開
甲子園出場を目指し、強豪チームを率いていた赤鬼先生(堤真一)。それから10年、すっかり落ち着いてしまった先生は、ある日、偶然にもかつての教え子・ゴルゴこと斎藤(柳楽優弥)と再会する。だが、ゴルゴは病に侵され、命の期限が迫っていて──。