第2シーズン目前
和やかな撮影現場
キャッチコピー“毎週、死にます”のとおり毎話、誰かが命を落としている。9話の放送で早苗は翔太を隠し部屋に監禁。そこには黒島(西野七瀬)と謎の少年も閉じ込められていた。次の犠牲者は? 菜奈は翔太を救うことができるか?
「10話(6月16日放送)で大きなクライマックスを迎え、秘密が明かされないまま第2シーズンに突入していきます。毎週、死ぬことはなくなり、これまでの伏線や謎が解き明かされていきます。亡くなった設定の俳優さんも今後、謎解きシーンの撮影があるので、ほぼ全員まだクランクアップできていません(笑)」
管理人室にいた怪しい人影、ゴミ捨て場のボロボロのぬいぐるみなど、何気なく出てきたものの理由も明かされていく。
「劇中は緊迫したシーンも多いのですが、キャストのみなさん全員仲がよく、本番以外はみんなゲラゲラ笑っています。スタジオ前の狭い前室に10数名の方がいるんですが、みなさん同じ話題で盛り上がっています。
今作のどこで誰に殺されるとか、あのときやっていたのはどんな意味があるのかといった謎解き、片桐仁さんが“流行りのマッサージ店に行ったらよかった”と言うと、原田さん、木村さん、峯村(リエ)さんが行って、“本当によかった”と報告しあってます。
雰囲気のよさは、原田さんはもちろん、管理人役の竹中直人さんや住人役の生瀬勝久さんたちベテランの方々が、最初に楽しい雰囲気を作ってくださったから。それで若い方もガチガチに緊張せず楽しく演じられるようです。撮影でも演技巧者の方々の相乗効果か、快調に進んでいます。
NGはほとんど出ませんが、出ると大爆笑になっています。この先の物語はミステリー要素が強くなっていきますので、怖いのが苦手な方もお楽しみいただけます。第2シーズン突入前に、ぜひご覧ください」
■ミステリードラマ“一服の清涼剤” 菜奈&翔太のシーンにほっこり
衝撃シーンの多い今作でほっこりできるのは翔太と菜奈の夫婦のシーン。実はここにも小さな見どころが。
「嘘をついたときの菜奈の仕草については翔太がメロメロになりながら指摘していますが、この先も出てきますのでご注目ください。また、事件について翔太が推理するときに言う“オランウータンタイム”の意味は今後、明かされていきます」(鈴間P)