60代でパパに!

 1970年代にバイセクシャルであると告白し、67歳のとき(2014年)に'93年から交際している同性愛者のパートナーで、デヴィッド・ファーニッシュ(今作のプロデューサー)と結婚。代理母によって2人の男児を授かり(8歳と6歳)、子煩悩ぶりを発揮している。

『ロケットマン』 (c)2018ParamountPictures.Allrightsreserved.
『ロケットマン』 (c)2018ParamountPictures.Allrightsreserved.
【写真】現場に来た、映画の製作総指揮を務めたエルトン・ジョン

あの世界的な名曲もエルトンが手がけた

 日本を含め、世界で大ヒット中の超実写映画『ライオン・キング』でも流れる、作品を代表する名曲『愛を感じて』の作曲もエルトンが担当している。

輝かしい栄光の裏で、依存症のオンパレード

 デビューしてすぐに発表した曲がアメリカ、イギリスで次々に大ヒット! 誰もが夢見る華やかな生活を送る裏では、アルコール、ドラッグ、過食、浪費、セックスに溺れていったエルトン。そんな彼は、自殺未遂を図るまでに……。

世界一売れたシングルは、ダイアナ妃の曲

 故・ダイアナ妃と親交のあったエルトン。彼女の葬儀では、自ら『キャンドル・イン・ザ・ウィンド 1997』を弾き語りで歌った。急きょ、シングルとして発売されたこの曲は、全世界で3300万枚以上を売り上げ、もっとも売れたシングルとしてギネス記録にも輝いた。

約50年にわたって現役

 デビューから現在まで、約50年にわたって音楽業界のトップを走り続けるエルトン。世界でもっとも稼ぐミュージシャンのひとりである彼は、「今後は、子育てに注力したい」と、2018年にツアー活動からの引退を宣言。現在、'21年まで続くワールド引退ツアーを行っているところ。

『ロケットマン』 (c)2018ParamountPictures.Allrightsreserved.
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ジョン・レノンの最後のステージは、エルトンのライブ

 1974年にレノンが発表した『ホワットエヴァー・ゲット・ユー・スルー・ザ・ナイト』にゲスト参加したエルトン。そのお返しにと、エルトンの『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ』にレノンが。11月にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたエルトンのライブにレノンがゲスト参加。これが、レノンの最後のステージに。