キアヌ・リーブスや山田孝之と同じ星を持つ
さらに特筆すべきことがもうひとつある。いささか専門的になるが少しだけお付き合い願いたい。
占星術では、太陽を筆頭に水星・金星・火星など、約10個の天体を見る。その人が『何座』であるというのは、生まれたときに太陽が何座にあったかに由来するのだ。
彼のさそり座太陽には宿命の星・冥王星が寄り添っている。これ、ひと言でいうなら“ムーブメントを創る”相。個人の意思とは関係なく運命が紡がれ、ものすごいエネルギーを放つ人生になる暗示だ。
ちょっとわかりづらいかもしれないので、具体的な例を挙げよう。同じ星の持ち主にはあのマイケル・ジャクソンがいる。ほかにも、キアヌ・リーブスや山田孝之、声優界では『銀魂』はじめ数々の人気作品で活躍し、Twitterのフォロワー数が170万人を超える杉田智和など、錚々(そうそう)たる顔ぶれが並ぶ。F1チャンピオンのキミ・ライコネンもそうだ。
その道のトップランナーであるのはもちろんのこと、表現活動及び生き方すべてが圧倒的。頂点に上りつめ、プライベートを(事実上)返上するかわりにカリスマとしての地位を築いている。催眠的な色気があり、見る者の本能にダイレクトに囁(ささや)きかけるような魅力と影響力を持つ。
この人たちが声をあげれば世論が動き社会が変わる。ブームが起き、プロジェクトが生まれる。もちろん時と場合にもよるが、それが単なる絵空事でないことは、このラインナップを見れば共感してくださるのではと思う。
この系譜に、崎山つばさは連なっている。今はまだ“将来有望な若手俳優”だが、5年後10年後、彼は何らかの偉業を成し遂げている可能性が高い。おそらくは彼自身の好き嫌いで選べないくらいの圧倒的な出来事が起こり、それを背負うことになるだろう。例えば「何の予兆もなくいきなり海外デビュー」とか、「誰もやったことのないプロジェクトで主役に抜擢(ばってき)」というような、それはインパクトに富んだニュースになるはずだ。