【3】5秒以内に元に戻せるルール
DaiGoさんが特に効果を実感したのが、この5秒ルール。戻せるようになればストレスが激減! 徹底するのが難しい場合は、「空っぽコーナー」を活用してみて。
置き場所を“完全に”定める
このルールは、部屋の中で、モノを使ったら5秒以内に元の場所に戻せるよう配置するというもの。
「まず使う場所の近くにモノを置くのが基本。さらに大事なのが、置き場所を“完全に”決めること。曖昧な決め方では、5秒で戻せません。考えた結果、置き場所を決められない、置き場所がないモノは処分を検討しましょう」
いきなり徹底できないモノの場合は“空っぽコーナー”を設置がおすすめ。玄関やシュークローゼットの中に、置き場所が決まらないモノをいったん入れておくスペースを作ってみましょう。
【4】6割収納ルール
前項の「5秒ルール」を守るためには、取り出しやすくしまいやすい収納にする必要が。そのための方法が「6割収納ルール」。しまうのではなく、飾る感覚で配置するのがポイント!
余裕ある収納で時間を生む
「モノをしまうときには、どうしても詰め込みたくなるものですが、取り出しやすく戻しやすくするため、隙間なく詰め込むのは禁物。収納はスペースの6割しか使わな基本は6割、水まわりは4割余裕ある収納で時間を生むいことをルールにしてみて」。
このとき意識したいのが保管にコストや手間がかかるものを優先的に減らすといこと。
「整理や管理に手間がかかるモノを減らすことで、大きな時間が生まれます。例えば服が100着あったら。クローゼットに入りきらないものをコンテナに出し入れしたり、クリーニングに出したり引き取りに行ったり、季節ごとに入れ替えたり……と管理に膨大な時間が取られます。
この時間を好きなことに使ったら、どれだけ幸福度が上がるか? そう考えると、減らそうという意識が上がります。この点を踏まえ、管理にコストがかかるものを優先的にまとめて処分を。ちなみに、6割収納できるかどうかと家の広さは関係ありません。問題は、家の大小ではなくモノが多いことです」
なお、水まわりなど、特に掃除を頻繁にしなければいけない場所は、4割収納を目指してみよう。
1.棚の前後を埋め尽くすような収納は、取り出しにくい上探す手間も時間もかかるのでNG
2.目指すは4割収納! 本当に必要なものを美しくディスプレイする感覚で配置していくことが成功の秘訣