【7】写真暗示
多くの人が頭を悩ませるのが、キレイにした後のキープ法。それがとても簡単に、しかも無意識にできてしまう目からウロコな習慣。子どもを叱るのに疲れたママもぜひ。
写真を飾るだけできれいを保つ暗示が!
再び散らかさないためには、少し散らかったとしても、すぐ元に戻せる仕組みを作ることが大切。「そこで有効なのが、写真暗示という簡単な心理テクニックです」
やり方は、片づけが終了した時点で部屋を写真に撮り、目につく場所に飾るだけ。
「きれいな状態をお手本として常に見えるようにしておくことで、少しでもモノが定位置からずれれば、すぐに気づいて直すことができます。写真を使って無意識のうちに部屋の乱れを正したくなる暗示を自分にかけるんです」
この方法は、子どもの片づけにも有効。「片づけなさいと言われてもできないのは、やり方がわからないから。写真のお手本があれば、ゲーム感覚で楽しく片づけられます」
“If-thenプランニング”でついで掃除を習慣化
以上がリバウンドしない7つの片づけ習慣だ。さらに、キレイを持続させるために掃除を習慣化させるための方法を紹介しよう。
DaiGoさんが水まわりでフル活用しているのが、使い捨てのペーパータオル。洗面所で手を洗ったらペーパータオルでふき、その後はまわりに飛んだ水滴や石けんの泡をふき取る。キッチンでも、料理や食器洗いの後に手をふいたら、ついでに調理ではねた油や水をふき取る。
「このように手をふいたついでに掃除する習慣をつけておくだけで、かなりきれいな状態を保てます。これは、目標達成法として知られる“If-thenプランニング”の応用。“もし、○○が起きたら、そのときは●●する”と条件を事前に決めておくことで目標を達成しやすくします。これを利用して“ついで掃除”を習慣づけましょう」
●if…もし~が起きたら then…そのときは〇〇する
トイレに行ったら……ついでに便器を掃除する
食器洗いのときに手をふいたら……ついでにコンロまわりをふく