モノが増えない! 勝手に減っていく! 7つの思考
「捨てるとき」「買うとき」に自分に問いかけてみましょう。
1.いったん捨てたとして、これを買い直しますか?
捨てるか迷う、なかなか捨てられないモノがあるときは、捨てたと想像してみて。そのうえで「これは確実に買い直す」と思うなら、それは本当に大切なモノなので残してOK。
2.長期旅行に持っていきたいモノですか?
自分が3か月以上の長期旅行に出かける準備中だとして、目の前にはトランクが。いま捨てようか迷っているモノはトランクに詰めたいか考えてみる。特に必要ないと思えたなら処分を。
3.誰かが買ってくれるとしたら、売りますか?
買ったもののあまり着ていない服などは、もったいないと思いがち。しかし、誰かが買ってくれるなら……と考えると手放しやすくなる。「絶対売りたくない」と思うものだけを残して。
4.あの日に戻れたとして、やはりこれを買いますか?
モノを買った日にタイムトラベル。「あの日に戻れても買わない」というモノは、当然いらないモノ。さらに「買うんじゃなかった」という後悔は、リスト化して今後に活かそう。
5.お金が無限にあったら、本当にこれを買いますか?
何かを買いたくなったとき、「お金があればもっといいモノを買うのでは?」と考えると、中途半端なモノを買うことが劇的に減る。片づけが進みモノが減った段階で使うと効果的。
6.これを何回、我慢すれば欲しいモノが買えますか?
買う決断をする前に、我慢することで得られる利益を想像してみる。「○回の我慢で、欲しかったアレが手に入る」と思うと、楽しみが勝って、無駄な買い物を無理なく減らせる。
7. 3年、5年、10年たっても必要ですか?
欲しいモノがあるときは長い目で見て考える。しかし未来を想像するのは難しい。そこで、過去の買い物を振り返り、自分に本当に必要なモノの傾向を確認してから要不要を見極めよう。
(文/當間優子)
英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして大人気に。また、現在は企業のビジネスアドバイザー、作家、大学教授としても活躍中。YouTubeでは50万人、Twitterでも177万人のフォロワーをもつユーチューバーとしても独自のメソッドをアウトプットしてる。
※片づけについてはYoutubeでも発信中。“メンタリストDaiGo 片づけ”などで検索を。