コロナで太るor美を磨ける違いは?
朝ご飯を食べて、昼ご飯を食べて、夜ご飯を食べて、1日が終わる。こんな暮らしをしていたら、太るに決まっている。
動かなくちゃまずいと気づいた人たちが選んだのが、身体を動かす趣味。
「家の中で身体を動かしたいけど何をしたらいいかわからなかったから、とりあえずラジオ体操をやってみようと閃(ひらめ)いた。簡単なようだけど息が弾んでいい運動になります」(神奈川県・78歳)
スマホにはラジオ体操アプリもあるので、画像を見ながら正しい運動を身につければ、運動不足解消にはもってこいだ。
もっと積極的に身体を動かしたいなら──、
「ヨガ教室はハードルが高く時間も取れなかったけど、YouTubeには初心者向けヨガがたくさん紹介されていて、好きな時間に気分転換できて楽しい」(東京都・53歳)
絶対にきれいになる! と張り切っている人も。
「私の新しい趣味は美容。お金をかけずに休業明けにどのくらいきれいになれるか挑戦してます!!」(千葉県・42歳)
モデルが美肌改善のためにやっていると話題になっている水洗顔を、試しているそうだ。
いつかではなく今こそ掃除を!
「ふだんからやりたいと思っていても、なかなかできないでいた家の整理整頓。今は自粛しなければならないときなので、取りかかった。家の中が毎日きれいになっていくのは快感」(神奈川県・49歳)
「私の趣味は断捨離。自分がもしコロナウイルス感染症やほかの疾患で入院してしまっても、家族が保管場所をすぐに見つけられるように、引き出しにラベリングをしました」(東京都・55歳)
たまってしまった写真整理も今ならではの趣味。
「孫の写真アルバムを作っています。なかなか会えないけれど、写真で成長を追いながら作るので、温かい気持ちになります」(奈良県・71歳)
ただ片づけるだけでなく、一石二鳥をねらってお金をゲットしたしっかり者もいる。
「メルカリなどのフリマアプリで不用品を販売。お金にもなるので、片づけがいがあります」(東京都・36歳)
趣味と実益を兼ねるのなら、ガーデニングも人気。
「自給自足とはいかないまでも農薬や化学肥料を使わない野菜を育てています。 家の周りをたくさんの花で咲かせたい。このご時世だからこそ、土いじりは癒されます」(秋田県・46歳)
初心者でも育てられるという家庭菜園が流行っていて、簡単なのは、ラディッシュ、シソ、バジル、イタリアンパセリ、小松菜など。
「ベランダ菜園は子どもと一緒に世話をし、収穫できるので教育にもいいと思います。食べる楽しみがあると、一生懸命に育てます」(神奈川県・33歳)