自ら《着物アイドルのまりのんです》
高校卒業後は、地元で盛んな玄米や菜食を中心とした生活様式・マクロビオティックに目覚めていったようだ。
《みーーんなに優しい暮らしをしたら、きっと世界は平和で楽しくなる》
と'13年ごろ積極的に更新していたブログには自己紹介。
マクロビのほかに、化粧品や日用品は、脱石油100%の製品を使うことを心がけ、次のような持論を。
《サリンの元になっているものは化粧品のもとになっているものとほとんどかわらない》《第三、第四石油類等。サリンは他の種類の石油類も混ぜて作られているそう》
自然農法や着物にも傾倒し、《着物アイドルのまりのんです》と写真付きで積極的に発信している。
プライベートについても饒舌で、陵容疑者と出会う前は、外国人と婚約していたようだ。
《わたくし、フランス人のパートナーがおりました。とても縁のある出会い方をして、相性もよくて、幸せだった》
その後、陵容疑者もブログに何度か登場。
《いよいよ籍を入れるぞというときに、それを覆すような出会いがありました》
と劇的ななれそめを紹介している。
「麻理乃さんは、反戦平和への思いをブログに書き込んだことがあり、陵さんは著書で原爆の犠牲者への言及もあります。そういう面でもふたりは相通ずる部分があったのかもしれません」(夫婦を知る関係者)
そんな2人が取り入れた“あるがまま”の生活様式が今回の悲劇を招いてしまったのだろうか─。
《その人と出会ってから、私がどんどん解放されていく》
《楽しさも幸せさもぶくぶくふくれあがり》
夫との出会いをブロブでそう綴っていた麻理乃容疑者。
死なせてしまったわが子を自宅の庭に埋め、どんな気持ちだったのだろうか。無許可の土葬が“自然”な方法だとでも思ったのだろうか。