薬丸が岡江さんから学んだこと
岡江さんとは『はなまるマーケット』(TBS系)で17年半、コンビを組んだ仲だ。
「何度も不仲説が報じられていましたが、実際は全く不仲ではなくお互い強い信頼を寄せていました。『はなまる』以降も複数の番組MCを務め、現在もコメンテーターとして活躍していますが、その根底には岡江さんの“物事を客観的に見る” というスタンスの置き方があるといいます。忖度しない発言をするので過激に聞こえるのかもしれません」(テレビ局関係者)
この他にも、'18年4月のレスリングのパワハラ問題で日本レスリング協会・強化本部長を辞任した栄和人氏の謝罪会見の際もこんなコメントを残している。
「コミュニケーション不足が生んだことが、このような事態になったかなと深く反省しております」という栄の謝罪に対し、
「よくオレの前でレスリングできるなとか言ったわけでしょ。そのことがパワハラ認定受けているわけじゃない。それをコミュニケーション不足? 開いた口が塞がらないですね」
'19年12月に強化方針を巡ってトップ選手との対立が続いていた日本テコンドー協会の前会長の金原昇氏は、『バイキング』でテコンドー協会の騒動が取り上げられた際、薬丸から「クズの集まり」呼ばわりされたと憤慨していたのも記憶に新しい。
「“アベノマスク”に対しても、国民の不安解消に繋がらないと苦言を呈していましたが、薬丸さんの批判は舌鋒鋭くというより、やわらかく分かりやすい。主婦向けの朝の番組で鍛えられたコメント力といえます。その意味では、芸能界の“ネオ”ご意見番ともいえるでしょう」(テレビ局スタッフ)
一部では「MCで検討している番組もある」(スポーツ紙記者)という。でも、過激であればあるほど、出る杭は打たれるというリスクも伴うのも事実だ……。