浅田真央の“公開お見合い”が全国放送され、世間に衝撃が走っている。

 10月7日放送の『ホンマでっか!?  TV』に30歳になったばかりの国民的ヒロインがゲストとして登場。『結婚がしたい どういう相手が私に合っている?』というテーマから、番組が用意した3人の候補者とお見合いするという女性版バチェラー企画が唐突に始まった。

 そんな彼女が結婚相手にあげた4条件が、

『イケメン』『優しい』『面白い』『身長180センチ以上』

 彼氏としてではなく、結婚観がこれか……と思うが、幼いころからアイススケート一筋だった彼女の半生を日本中が知っているだけに、少しヤングな結婚観にも納得はいく。ただ、“番組でお見合い”と聞くと急に落ち目のタレント風情が出てきてしまわないか心配だ。

 現に、加藤綾子アナに「それでは結婚も視野に入れたお付き合いをしてもいいと思っている人を選んでください!!」と盛り上げられるさまは案の定、安っぽくみえてしまいがちだし、最終的にブレイク中の元暴走族落語家・瀧川鯉斗を選んだ理由が結局「顔がタイプ」というのもちょっと……。実際に連絡先を交換している場面も映され、「ふたりの恋の行方を追い続けます!」と流れるのも何だかなぁ、である。

急に解禁された“恋愛トーク”

 振り返れば、15歳のときに世界ジュニア選手権で優勝して脚光を浴びるようになって以降、“浅田真央の恋愛”はこれまでほとんど語られてこなかった。

 過去の報道を見ても噂をされたのは2人。2017年、フランス人モデル・ロマ・トニオロとのルーブル美術館デート(FLASH)と、今年のはじめのスペイン人スケーター・エルネスト・マルティネスとの親密ぶり(女性自身)だが、どちらも熱愛報道にありがちな『密会』や『お持ち帰り』といった雰囲気はなく、熱愛というには信憑(ぴょう)性に欠ける部分があった。

 現在も各週刊誌は熱愛をスクープしようと必死のようで、「今年こそ何かがある!」と9月の誕生日も張り込んだらしいのだが、結局ジムと食事にいったくらいで《張り込む労力に見合わない》(『東スポWeb』10月8日)と嘆いているのだという。勝手に見張っておいて何を落ち込んでいるんだという話だが。

 そんな彼女はここ数ヶ月でテレビの出演ペースが以前よりも急増するようになった。コロナ禍で2018年から始まった『サンクスツアー』公演が延期になった背景もあるのかもしれないが、それとは別に気になるのが“恋愛トークを解禁”するようになったことだ──。

 まずは6月25日、姉の舞とともに『ぐるナイ』に出演し、“恋人がいたことがある”と初告白。相手が一般人かと聞かれると「ご想像にお任せします」と受け流したものの、「姉よりは尽くせない」「引退してから(付きあった)」などとこれまで知りえなかった情報を放出するようになった。

 続いて8月8日に関西テレビの『こやぶるSPORTS』に出たときも、MCの小籔千豊に理想の男性のタイプをガッツリ聞かれるという一幕が。『イケメン』『面白い』『明るい』『朗らか』『多少ルーズなところもある』そんな人がいいというオチだった。