女性芸人も意外といる高学歴
「上智はラランド、早稲田はにゃんこスターのアンゴラ村長など、お笑いサークルからプロになった芸人は年々増えています」
ここ数年、タレント番組出演数ランキングで常に上位にいる大久保佳代子も、お笑いサークル出身。前出の成田さんは、
「エロネタで笑いを取る大久保さんもああ見えて、国立の千葉大学文学部卒(笑)。相方の光浦靖子さんも、東京外国語大学外国語学部インドネシア語学科卒。相当インテリなコンビですよね」
ラリー遠田さんは学生に呼ばれて、お笑いコンテストの審査員を務めた際、
「非常にレベルが高いと感じました。そこで優勝する学生芸人は、プロにも負けていないと思うほどでした」
注目の若手芸人を聞くと、
「真空ジェシカですね。彼らは青学と慶應の学生芸人でした。M-1グランプリでは、2年連続で準々決勝に進出する実力。変わった芸風なんですが、ハマるとクセになる面白さがあります」
ダウンタウンの功績が、結果的に芸人の偏差値が上げてしまった──。これもまた“ダウンタウン病”の症状のひとつと言えるのかも。