年末年始は何かと物入り。掃除も料理も、なるべくお金を使わずにちゃっちゃとすませた~い! そんなときに役立つのがおばあちゃんの知恵。“〇〇いらずの”掃除術など「節約」をテーマに集めた37個をご紹介♪

○○○いらずのお掃除術

(1)床用洗剤いらず! 玄関の三和土は濡らした新聞紙で

 玄関の三和土(たたき)に濡らした新聞紙をちぎってまいて、ほうきで集めながら掃くと、ほこりを立てずにお掃除できます。こびりついた泥汚れも、濡らした新聞紙でふけば洗剤なしでキレイに! マンションのベランダ掃除にも。

 

(2)漂白剤いらず! 茶渋は塩で取る

 湯のみやカップの気になる茶渋は、指に塩をつけて、または軽く濡らしたスポンジに塩をひとつまみふってこすり落としましょう。塩が研磨剤の役目を果たすので、模様入りの部分や傷つきやすい陶器は、チカラ加減に気をつけて。

(3)フローリングワイパーシートいらず! 着古した服で床掃除

 ワイパーで床をふくなら、使い捨てシートのかわりに着古した服を切って使って節約を。ゴミを吸着しやすい化学繊維がベター。古ストッキングを複数枚重ねてふくと静電気が起きやすく、ほこりがよく取れます。

(4)クレンザーいらず! 鍋の黒ずみは歯磨き粉で

 洗剤だけでは落とし切れない鍋の黒ずみには、歯磨き粉がオススメです。使い古しの歯ブラシにつけてこすってみて。ただし、ホーローメッキなど塗装されている鍋は、はがれてしまうおそれがあるので避けること!

(5)ワックスいらず! 床磨きは米のとぎ汁で

 米のとぎ汁には汚れ落としとワックスの効果があるので、床磨きに活用を。とぎ汁にぞうきんを浸して固くしぼって木目に沿ってふいたら、床がピカピカに! ただし、無垢の木材限定です。

(6)除草剤いらず! ゆで汁を雑草に

 ガーデニングや家庭菜園でやっかいな雑草対策は、ゆで汁や熱湯をかけるだけ。野菜のゆで汁を2度使いしましょう。ただし、大切な花や作物にかからないように。また、繰り返しまくと土壌に影響するので、気をつけて。

(7)専用クリーナーいらず! 家具は大根おろしで磨く

 木製家具の手あかの黒ずみは、大根おろしで落とせます。それは、大根に脱色効果のある酵素が含まれているから。布につけてこするように磨くと取れるので、磨いたあとは大根おろしをしっかりふき取って。

(8)ボトル用スポンジいらず! 卵のカラで水筒洗い

 細長い水筒は底のほうを洗うのが大変。そこで、粗めにくだいた卵のカラと少量の水を入れてフタを閉めて、上下によくふります。カシャカシャとカラが当たって汚れを落としてくれるので、専用スポンジは不要!

(9)買い替えいらず! シャワーヘッドはお酢で目詰まり解消

 シャワーヘッドの目詰まりは、水道水のミネラル分が原因。水の出が悪くなったら、洗面器に熱めの湯と酢2分の1カップを注ぎ、取りはずしたシャワーヘッドをひと晩浸します。翌朝、歯ブラシでこすると元どおりに!

(10)専用ブラシいらず! 古靴下でブラインドふき

 古い靴下はブラインドのふき掃除にとても便利。靴下を水で湿らせて手にはめて、ブラインドの羽根を1枚ずつはさんでふいていけば、ぞうきんを使うよりずっと手軽。ふき終わったらそのままゴミ箱にポイッ!