「いつも叫び声や物音がすごくて。ドッタンバッタンという物音から始まって、女の子の絶叫が聞こえて、それに対する罵声。男の子が“ママ、そんなに怒らないで”と怯える声も聞こえていました」
そう話すのは、とあるマンションの住人。そこには元関脇の嘉風(現・中村親方)が、妻と2人の子どもと暮らしていた─。
「この夫婦は、以前から別居や離婚調停中であることが報じられていましたが、先週発売された『週刊新潮』には奥さんが子どもに凄惨な虐待をしていた詳細な内容が掲載されました。まだ小学生の娘と息子に対して罵声を浴びせて虐待も加える、いわばDVの証拠動画が流出したのです」(スポーツ紙記者)
『デイリー新潮』のYouTubeチャンネルには、その音声もアップされ20万回以上、再生されている。
“エセセレブ”生活が明るみになって
《お前、ムヒこんな無茶苦茶にすんな、おらぁ!!》
《目ぇに入れたろか、お前。おい、コラぁ!》
《お前、目ぇつぶれんぞ》
長女の泣きわめくような声も聞こえるこの音声は、虫さされ薬『ムヒ』のスポンジヘッドが切れていたのが事の発端だという。それを長女のせいだと思った妻は、とても躾とは思えない声で長女を怒鳴りつけていた。動画は、昨年6月半ばごろに撮影されたものだと同誌は報じている。
嘉風の妻は、インテリアフラワーの講師として雑誌に登場した過去を持つ。ブログやインスタなどのSNSでも、派手なファッションや豪華なランチなど、セレブ“風”な生活をアップしていた。しかし、その裏で子どもたちに虐待をするという、いわば“エセ”のセレブが実態だった。
「引っ越してきた当初は、家族4人で食事に行く姿もありました。でも、去年のステイホームの時期くらいには、奥さんの恫喝しているような激しい関西弁が聞こえて……。児童相談所に通報しようか悩んでいたら、警察が来る騒ぎになりました。
嘉風さんも“てめぇは昔から子どもの目にムヒ入れてただろ!”と、大声で言っていて。何のことだかわからなかったけど、今回の記事で納得しました。奥さんは日ごろから子どもたちに“てめぇ、片づけろって言ってんだろ!”とか、とにかく物騒な物言いでした」(前出の住人、以下同)
昨年7月ごろには、嘉風は子どもたちを連れてマンションを出ていったという。
「それからは奥さんひとりだったんですけど、普段はいつもスマホを見て歩いていましたね。派手なピンクのコートとか、すごい格好をしていて……。女性同士で会うときの服装ではない感じ。水商売でもしているのかなと思っていました。でも、毎晩ではないし、仕事で出かける様子でもありませんでした」
今回、発覚した嘉風の妻によるあまりにも壮絶な虐待に、ネット上では早急な逮捕を望む声も出ているが─。
「朝がた外がバタバタしていると思ったら、引っ越し業者が荷物を運び出していて。奥さんがいたので“お引っ越しですか?”と聞いたら“まだもうちょっと、私は残るんですけどね”って言いながら夜にはいなくなりました」
父として子どもを守る嘉風本人にも話を聞いた。
「妻との間には弁護士を立てているので、話せることに制限があるんです。ただ、新潮の記事が出たことで気が気じゃないんですよ。子どもたちに何かあったりしないかと。僕は子どものためなら命をかけてもいいくらいの気持ちでいます」
恐怖な妻との離婚は、待ったなし。