明石家さんまからのアドバイス

「さんまさんに相談したら、この体形を生かして“相撲部屋に入れ”とアドバイスをくれて、見学に行ったこともありました。ただ、努力をせずに生きてきた僕には、あんな厳しい世界は無理だと断念。そしたら今度は“俺の舞台に出ないか?”と誘ってくれたんです」

 芸能界で再起を目指す内山に、こんな助言も。

仕事がなくなってからテレビを見ないようにしていた時期があったのですが、“仕事をしたいなら、テレビをちゃんと見たほうがいい”とか“番組で話せるエピソードトークを用意しとかないと”とアドバイスをくれて。これまで努力とは無縁の世界で生きてきましたが、それからは番組を見て自分なりに研究したり、仕事が来ても困らないようにトークとして使えそうなエピソードをメモするようになりました」

仕事がなくなったどん底期の内山信二を支えた明石家さんまの言葉
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 あの先輩たちも手を差しのべてくれたと感謝する。

石塚英彦さんや松村邦洋さん、伊集院光さんも番組で名前を出してくれたり、呼んでくれて。ある意味“おデブキャラ”というライバルであるはずなのに、なぜかみなさん優しいんですよ。そうそう、'07年に『週刊女性』で僕の女性問題が報じられたときは、一時的に仕事が減ったのですが、そのときも松村さんたちがマネージャーばりに僕のことを周囲に売り込んでくれて。僕が天性の子分肌ということもありますが(笑)、先輩たちが可愛がってくれたおかげで、今がありますね」

 現在は趣味で始めたボートレース関連の番組やイベントにも引っ張りだこだが、それもさんまの教えが関係している。