最近では、東出昌大のケースも二股的な不倫といえる。2015年に結婚した杏との間に3人の子どもをもうけながら、唐田えりかと3年間にわたって交際。謝罪会見では「杏さんと唐田さんのどちらが好きですか? 」の質問に、しばらく固まってしまい、
「申し訳ございませんが、お相手のこともあるので。私の心の内を今ここでしゃべることは妻を傷つけることになると思いますので、申し訳ありません」
と、曖昧に答えた。まさに「二股」を象徴する迷場面だ。
迷場面といえば、自宅で夫と愛人が鉢合わせしたのが矢口真里。 2013年、2年前に結婚した中村昌也の留守中に 2013年、2年前に結婚した中村昌也の留守中に、梅田賢三とデートしていたところ、中村が帰宅してしまった。
梅田はあわててクローゼットに隠れたものの、見つかって土下座──というコントみたいな出来事から関係が発覚する。結局、中村とは離婚して、この5年後に梅田と再婚した。
そんな矢口とともに、モーニング娘。で活躍した後藤真希も一昨年、元カレの一般男性との不倫が発覚。
その5年前に自分のファンだった一般男性と結婚して、2児を授かり、数か月前に出したエッセイ本では夫とのラブラブぶりを綴っていたが、その時点で不倫が進行中だった。
彼女はブログで《夫とは別の男性と関係がありました》と認めたうえで、
《夫と度重なる話し合いの末、こんな私を許し受け入れてくれ、夫婦として向き合う時間も増えました》
と、再出発を宣言。矢口とは対照的な結末となった。
ところで、海の向こうのやんごとなき世界にはもっとすごい二股もある。英国のウェールズ公チャールズは、ダイアナ元妃と出会う前、カミラという年上女性と交際。
しかし、お互いが別の相手と結婚したため、ひそかに関係を続けた。やがて、お互いに離婚。1997年にダイアナ元妃が交通事故死すると、公然と交際するようになり、8年後に再婚する。
30年越しの恋を実らせたといえば聞こえはいいが、30年前に結婚していたらダイアナ元妃の悲劇も起きなかった。さらには、最近のメーガン妃をめぐるゴタゴタもなかったわけで、まさに世界史を変えた二股だ。