番組でMCを務めていたのは、勢いのある若手として大人気だったナインティナイン。

「大スターで、私からしたら雲の上の存在でしたので、普通にお話ができる感じではなかったんです。でも、『ASAYAN』が終わった後に共演したときは、妹のような、子どものような感覚で接してくださいました。今でも、お会いすると当時のことを思い出します。収録していた『砧スタジオ』に行くだけでも記憶が蘇って、感慨深い気持ちになります」

オーディション番組を視聴者として

再ブームとなっているオーディション番組をドキドキしながら見て、当時のファンの気持ちがわかったそう
再ブームとなっているオーディション番組をドキドキしながら見て、当時のファンの気持ちがわかったそう
【写真】18歳の「あみ〜ゴ」元気印の笑顔がまぶしい!

 最近またブームになっているオーディション番組を、視聴者として見ているという。

“自分たちが応援してあげたら、この子はデビューできるかもしれない”というすごく近い立場で、同じようなドキドキ感を味わえるのが魅力だと思います。NiziUは、共感しながら見ていて、当時の私を応援してくださっていた方の気持ちがわかりました。今でも地方に行くと、“電話投票したよ”と言ってくださる方もいます」

 だから、今でも『ASAYAN』のことを懐かしく思い出すことがある。

「『ASAYAN』からデビューできたことは、私にとっての誇りです。自分が大ファンで出たかった番組に出られたわけですから。今でも私の中では決して消えないステキな思い出です」

鈴木亜美 '82年2月9日生まれ。'98年のデビュー後、あみーゴの愛称で親しまれて大人気に。現在は'17年と'20年に生まれた2人の子どもの母でもあり、バラエティー番組を中心に激辛料理をペロリと食べる“激辛女王”として活躍