番組効果で満員も、弊害が

水曜日のダウンタウン』効果で、おぼん・こぼんが舞台に立つ「浅草フランス座演芸場東洋館」は満員だというが、

「それは喜ばしいことなのですが弊害も出てきているんです。今、東洋館に来てくれるのは『水曜日のダウンタウン』を見て“仲がいいおぼん・こぼんが見たい”となった人がほとんど。ただ、毎日おぼん・こぼんが東洋館に立っているわけではなく、おぼん・こぼんの出演がない日は全然、満員ではないんです。

 また、おぼん・こぼんがトリを飾る際には、その前の出番の芸人が“僕はもう下がったほうがいいですよね”と冗談交じりに言うこともあるんですが、これに対し客席から本気で“もういいから下がれ!”と心無い声が飛び、劇場が凍りつくこともありましたね」(前同)

 今、東洋館には「おぼん・こぼん旋風」が吹いているとも言えそうだが、舞台に立つ芸人にも変化が出てきているという。

「かつて『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)で替え歌を披露していた金谷ヒデユキさん(56)は“おぼん・こぼんブーム”に乗ろうと、ツイッターにおぼん・こぼんと写った写真をアップしたり、ブログや音声配信サービス・RadioTalkでおぼん・こぼんについてたびたび言及するなど、芸人内にも“変な動き”が出てきています」(前出のお笑いプロ関係者)

 おぼん・こぼんの2人はそれまで一緒の店で酒を飲むことすら避けていたが、和解後は同じ卓を囲むことはないものの、同じ店で飲むまで関係は改善しているという。

しかし、芸人の中には“それが本当に面白いか!?”という声もある。おぼん・こぼんはここにきて大ブレイクしている。コンビで雑誌の表紙を飾るほどですからね。ただ、2人の“仲直りバブル”はそれほど長くは続かないでしょう。もうすぐバブルは弾けるはず。“そのあと2人がどうするんだ?”という話も出てきていますよ」(前同)

 10年あまりの不仲を乗り越えて和解したおぼん・こぼん、は今後どのような展開を見せるのだろうか。